目次
発車10分前となり改札開始。乗り放題切符を見せてホームへ。
帰りは機関車が先頭となるため、前面展望は不可能となります。
機関車の運転室をちょこっと覗き見。各種ハンドルやスイッチのほか、扇風機もありますね。
大井川鉄道 井川→千頭
同じ列車に乗り、千頭まで戻ります。
よく見たら、貨物線側にもちゃんと信号機がありますね。動いてるかどうかは分かりませんが。
ホームにも「ようこそ井川へ」と書いてあります。
手動扉に、サボ(行き先を書いた板)。
ホームと反対側。分岐上に停車していますね。
時間になりましたので出発。「また来てね」というお見送りを受け、すぐにトンネルに入ります。
井川ダムなどを見つつ、今度は大井川を下っていきます。ところでこれ、静岡市内の風景なんですよね……。
新発電所建設中の看板。産業用と言われる簡易モノレール(2枚目)が確認出来ます。一度乗った事がありますが、頼りない見た目とは裏腹にしっかりと安定したものでした。
発電所建設用と思われるクレーンがありますね。
ダムがあるという事は川の落差が大きくなるという事で、川面が一気に下に。
どうやって鉄道敷いたんだ、と言いたくなるようなところを走っていきます。急カーブが多いため、割と前が見れるんですよね。
今では道路がありますが、昔は鉄道しか無かったのでしょう。
前だけでなく横の景色も面白いもの。最高でも40km/h弱しかスピードが出ないため、森の中をゆっくりと走るという気分です。
日本一高い鉄道橋。高すぎて川が見えません。高いとこは結構平気だったりします。
基本的に下り勾配がずっと続きます。高度のせいか、窓全開のせいか、長いトンネルに入るととても涼しかったりします。まあ、ディーゼル機関車が近いため、排気ガスの匂いもしっかりしますが。
尾盛駅。小さな車輪に、廃墟。いつまで使われていたのでしょうかね。
先ほども見た地図に載ってない吊り橋。次の駅である接阻峡温泉駅と先ほどの尾盛駅とを結ぶ遊歩道があったらしいのですが、現在は複数個所で崩落し通れなくなっている、らしいです。その遊歩道の一部でしょうかね?
やがて、人が住んでそうな家や踏切などが出てきました。接阻峡温泉駅です。遠くには吊り橋もチラッと見えたり。
見ての通り今日は少々天候がよろしくないのですが、それに加えてひぐらしの声まで聞こえてきて、なんとも言えない気分です。
畑や立派な橋が見えてきたところで、いよいよ雨が降ってきました。窓が全開なので車内にも入り放題です。しかし、いくら標高の高い場所での雨と言っても夏は夏なので普通に蒸し暑いです。まあ大阪に比べれば数倍マシなのですが。
というわけで窓を閉めるわけにもいかず。まあ幸い小雨でそこまで濡れませんでしたが。
そう言えばこの辺りからダム建設によって線路が切り替えられた区間ですね。
トンネルを抜け、ダム湖を鉄橋で渡ります。この鉄橋は「レインボーブリッジ」という名前だそうで、封鎖出来ない事で有名な方よりも先の命名なのだそうです。
(まああの映画のロケはレインボーブリッジではなく京都の高速道路な上、東京の橋の封鎖自体も簡単に行われてるらしいですが)
ホームの一部が鉄橋上にある、奥大井湖上駅。4枚目がちょうど鉄橋の上です。
「奥大井恋錠駅」として、恋人向けにPRしているらしく、駅構内にはそれらしきものがチラホラと見えます。
レインボーブリッジから旧線跡を見つつ出発。
あちらにもトンネルが見えますね。
カーブしてる関係で、先の鉄橋がはっきりと見えます。
橋を渡り終える頃、車掌の観光案内放送に従って後ろを見てみると、客車と鉄橋がばっちりと見えました。
トンネル上からも見たトンネルと旧線跡。路盤は土砂に覆われてしまっているようです。
ひらんだ駅。徐々に高度を落としています。
ダム本体が近そうな感じですね。雨のためか、さすがにカヌーはいなくなっていました。
長島ダム駅近くのトンネル。トンネル内で分岐する辺りで一気に大きくなり、さらに架線が出現。どうやら今回もここで列車交換のようです。
ここで電気機関車を連結するので、それを見るために雨の降る中一番前へ。既に連結準備が始まっていました。
対向列車から切り離されたであろう電気機関車は引き上げ線にいます。
連結器を開く等の準備をしている間に、電気機関車が入線。ちなみに井川線の車両は小型な車体に合わせ、連結器も取り付け位置が低くなっています。
車掌の手旗による誘導で、電気機関車を連結。
そして他の信号線等を接続します。
作業の終わった車掌さんが、アプト用の歯車がある場所を教えてくれました。最終的に滅多に使わないフラッシュまで使い、いい感じに撮れました。なるほど、まさに歯車ですね。
ラック式のうち、アプト式は突起をずらした3本のラックレールを使用する方式のため、車両側の歯車も、少しずつずらした3つが用意されています。
2枚目の左上が、電気機関車の運転室の窓。ディーゼル機関車の屋根とほぼ同じ高さにある事から、車両の差がよく分かります。
客車に戻り出発。今度は電気機関車が先頭になります。
左側には長島ダムが見えています。
引き上げ線の終端辺りに「エントランス進入 6km/h」の文字。ここからラックレールが出現し、先ほど見た歯車と噛み合います。そして日本トップクラスの下り坂へと入ります。
だんだん長島ダムが正面に見えてきます。なんとなく極彩色モードでも一枚。
感覚を元にカメラを水平にしたもの。こんなに傾いているのです。このような急な坂で安全を確保するため制限速度とそれに対する監視も厳しく、電気機関車に取り付けられた速度監視装置で19km/h超を検知すると、自動的に非常ブレーキが作動する仕組みとなっています。
川がとても低い位置にあります。
先の様子。何度見ても笑うほどの勾配です。
降り続く雨。私が濡れる分には構わないのですが、カメラのレンズに当たると写真がぼやけてしまうので普通に鬱陶しいです。蒸し暑いですし。
この区間だけのドでかいトンネルを抜け、勾配の終わりが見えてきました。
同型の電気機関車が左側に2両留置されています。
ちなみにこの車両をここまで運ぶ際も井川線が使われたのですが、そのままでは大きすぎてトンネル等でぶつかってしまうため、車体と台車を切り離し、背の低い仮台車に乗せて回送したそうです。
そのように回送にはとても手間がかかるため、車両の検査に関しても基本的にはこの駅で、搭載機器などはそれのみ取り外して行われており、極力車両の回送をしなくていいようになっています。
駅に到着すると、電気機関車を切り離すために、接続していた管を取り外し連結器のロックを解除します。
そして電気機関車のみが自走して分離し、引き上げ線へと入ります。
かつて鉄道橋だった吊り橋の説明看板が近くにありました。
ラックレールの終端部。
ここからは再びディーゼル機関車牽引となります。
留置されてる電気機関車。車体にはアプト式のイラストが描かれています。あのように、レールと歯車を噛み合わせているのです。それにしても、車体もそうですが台車部分が大きいですね。
各種プレート類。製作は日立らしいです。
旧鉄道橋の吊り橋。鉄道が通っていただけに頑丈なようで、車幅2m、総重量8t、最高20km/hといった制限があるものの、自動車の通行が可能なようです。
ただ、速度制限の下に関係者以外通行禁止と書いてあるので、実際には(中部電力の?)関係者しか通れないようですが。
そんな吊り橋と引き上げ線に入った電気機関車を見つつ元の小さいトンネルへと入ります。
引き続き大井川沿いに走ります。なんか、鉄骨っぽいのが落ちてるのが気になりますが。
大きな橋の下を通過。川にもしっかり映っていい感じです。
奥泉駅。あのポイント、手動なのでしょうか。
行きは「いってらっしゃい」という札を持っていましたが、帰りは「また来てね」になっていました。駅員さんも大変です。
窓が全開なので、暗いトンネル内でも反射しないのがいいですね。トンネル内はやはり涼しいです。
川根小山駅。どうやら列車交換のようで、対向列車待ちです。
対向列車が見えました。白色のライトと黄色っぽいライトがありますが、白色が通常の前照灯。黄色は、急カーブでも自動的に進行方向へと首を振る補助灯となっています。
数両の客車が続き、最後尾にディーゼル機関車となっています。
逆側、ホーム側。ていうか、ホームからはみ出てるんですけど、普通に崖なんですけど。
対向列車が先に出発。機関車にも、左下の方に補助灯があるのが分かるかと思います。
どうやらここで千頭に戻る客がいたらしく、対向列車が通り過ぎてからこちらの列車に乗り込んでいました。その際ホーム側と反対側の扉を使っていましたが、そのあたりは臨機応変に、なようですね。
出発。まだまだ山の中を走ります。
水の少ない大井川になってきました。
こちらは茶畑のようです。秘境感は薄れ、少しずつ人の住む場所に戻ってきた感じです。
うん、水が少ない。大井川の下流で水が少ないのは、ダムを作りすぎ利水が進みすぎたため、なのだそうです。
車庫のある川根両国駅。チラッとだけですが、いくつか車両が見えます。
貨車もいくつか留置されてるほか、乗務員基地もあり、実際に交代があったようです。
近くには……テニスコートですかね? もありました。
また、中部電力の施設もあります。
そしてまとめて留置されてる貨車。2枚目は大物車ですかね。重量物を運ぶためだけに専用に設計される貨車で、発電機や変圧器を運んだそうです。
間もなく終点ですね。
終点、千頭に到着。井川線の起点である事を示す0キロポストがありました。片道25.5kmを往復するのに4時間もかかるとは。
井川線と本線が接続する千頭駅では、普通のホームと井川線用の低いホームも繋がるため、このように段差があります。
改札を行っていない中間改札を抜けて本線のホームへ。
トーマスが牽引する列車は15分ほど前に発車したそうです。
ホームには近鉄特急が停車中でした。うまく南海になったりはしませんでしたか。
右側には存在感のある機関車が。しっかり手歯止めが使われてるのがなんともアレですが。
えーっと、黄緑は確か「パーシー」でしたね。元はC12だそうです。そして黒色は……「ヒロ」というらしいです。初めて聞く名ですね。トーマスの世界においては日本からやってきた機関車、という事らしいです。こちらは9600形機関車が使われています。
2両とも自走不可能な「静態保存」の蒸気機関車を改造したものだそうです。
また、その奥には腕木式信号機という、古い信号機の姿も見えます。
大井川鉄道 千頭→新金谷
では近鉄特急に乗って、金谷方面へと戻る事にしましょう。
運転士がやってきてワンマン設備を起動すると、このような画面が最初に出ます。
帰りは座る事にします。座席もほぼ近鉄特急時代のままで、全席回転クロスシートという豪華なものです。
気がつくと結構走って神尾駅。また居眠りしてしまいました。相当睡眠時間が足りてないようです。
そう言えば、古いゲームのメインヒロインが神尾って名前でしたっけ。
天候の悪い大井川沿いを走ります。
座席周り。背もたれの背面に何かあったっぽいですが、撤去されてますね。
雨の降る中、新金谷駅に到着。下車します。
トーマス用の客車。種別は特急となっており、途中ノンストップになります。
駅名標。
こちらは普通のSL列車に使われる客車。かわね路号という列車名となっています。トーマスと違い種別は「急行」で、途中いくつかの駅に停車します。
トーマス用の客車、側面にも形式表示がないと思ったら、妻面にはありました。こちらはオハ47 81とあります。国鉄製の旧型客車ですね。
先頭には古そうな電気機関車が連結されています。パンタグラフは下ろされていますね。
右側にトーマスのパネルを見つつ、構内踏切を渡って改札へ。
駅を出て道路を挟んだ正面にあるプラザロコという建物へ。中ではSLの切符やお土産等が販売されています。トーマスが少し前に新金谷に終着したためか、かなりの人がいて、ほとんどが子連れでした。
プラザロコの奥は、ロコミュージアムという博物館になっています。こちらが目的です。
最初に目に入ったのは「いずも」という愛称の蒸気機関車。こちらは島根県出雲市にある一畑軽便鉄道(現在の一畑電車)が導入した蒸気機関車で、一畑鉄道で廃止された後、セメント工場に売却され構内鉄道でしばらく使われた後放置されていたそうです。その後、鉄道関連出版社の社長に買い取られ自走可能な状態まで復元された後、大井川鉄道に保存を委託。千頭と川根両国の1駅間のみのミニSL列車に使われたそうです。
ミニSLの運行終了後、こちらで保存されています。
プラザロコ内には食事が可能そうな、椅子と机のスペースが割とあります。
こちらは井川線用の車両。井川線が大井川鉄道でなく、中部電力の専用鉄道であった時代に作られたもので、作業員の輸送用ではなく来客用の客車だったそうです。車内はロングシート。やはり非常に狭いです。
扉付近にはスイッチっぽいものが。扉自体は片側一箇所、点対称に設置されており、扉がない方は限界まで座席となっています。
現役時代の写真が車内に飾られています。
連結されてるお隣さんは同型のトップナンバー。車内も同じです。
車両の横には古そうな、というかこれでもかというほどレトロに作られた駅舎。
駅舎内からホーム側を見ると、結構それっぽいですね。
窓口の中にも歴史を感じるものが大量に。ところで何で博多駅の駅名標があるんでしょうか。どんだけあっちこっちからかき集めたんですか。
こちらは切符関連のものですかね。現在の切符、乗車券はペラペラの紙に発券の都度印刷するものが大半ですが、昔は硬い厚紙にあらかじめ区間が印刷されたものを大量に常備しそこから乗客に手渡していました。1枚目の棚に入ってるのがその大量の乗車券、硬券です。
発券時にはこの硬券に日付を印字する必要があり、その時に使われたのが2枚目の日付印字器。中央の隙間に硬券を入れてスライドさせる事で日付が印字される、という仕組みです。
このように博物館で展示されるほど古いものなのですが、4ヶ月ほど前に北海道の根室駅で記念乗車券(硬券の入場券)を買った時に、普通に使われてびっくりしました。
駅舎内には、これまたどこから持ってきたんだと言いたくなるポスターが貼られています。
駅舎の外には、やはり古い電話ボックス。1954年から設置されたタイプらしいです。私の世代からしたら完全にドラ○もんのもしもボックスにしか見えません。
駅舎入り口。駅名標は「福用驛」となっています。大井川本線の駅ですね。
ツイッターっぽいパネルなんてものも。ここに顔入れて写真撮ればいいんでしょうか。撮りませんけど。
井川線用客車の説明。貴賓車と書かれていますね。
「いずも」号の後ろには蒸気機関車がもう1両。
元は新潟臨港が導入した機関車で、新潟臨港が国有化されたのに伴い、鉄道省(国鉄の前身)の車両となり、1275形の番号が付与されました。その後工場に払い下げられたものを大井川鉄道が購入、「いずも」と同じくミニSLの牽引機として使われた後、こちらに保存されています。
機関車や客車の後ろ側の壁には、古い映画のポスターでしょうか。結構な量が貼られています。
客車と同様、機関車も運転室に入れるようになっています。
まあ狭くて満足に写真も撮れませんが。
さらに奥は、子供の遊び場になってるようですね。基本的にトーマスまみれですが、石炭を釜に投げ入れる投炭のゲームはちょっと気になりました。さすがにここに混じるわけにもいかないのでやめておきましたが。
お土産等の売り場。こちらもトーマスが凄いです。
SL切符の発券窓口もあります。
プラザロコより新金谷駅。
駅横の休憩スペースですかね。手動転轍機が置かれてるほか、ベンチにも車輪があり、ブレーキハンドルが付いていたりします。
また、このように留置されてる車両を見る事も出来ます。
大鉄(だいてつ)バス。大鉄アドバンスという大井川鉄道の子会社が存在し、路線バスや観光バス、タクシー、観光業なども行っています。
駅前にもトーマスのパネルがあるほか、「SLポスト」という真っ黒なポストも設置されています。
新金谷駅構内。発車案内には時刻種別行き先乗り場のほか、両数に加えて車種まで表示されています。先発には「近鉄16003」と書かれており、次発には「南海21003」と書かれています。凄いですね。
1番線には発車標どおり近鉄車が。その隣は電気機関車が留置されています。
ホームへ。駅舎との間で屋根が途切れているためか、貸し出し用傘というものがありました。
大井川鉄道 新金谷→金谷
ホーム上にリヤカーが。何だろうと思いつつ車内に入ると、あちこちに新聞が置かれています。電車を使った新聞の輸送のようですね。
発車まで時間があるので、ちょこっと車内探検。特急型車両にも関わらずデッキがありませんが、これは新造時からの仕様らしいです。
座席番号などの表示もありますね。
連結面の外側にはちょこっとカバーがあるほか、パンタグラフも時代を感じる巨大なものです。パンタグラフを見れば古い、ちょっと古い、最近くらいの年代区別は付いたりします。
車内の連結部。倉庫と書かれた扉がありますが、施錠状態が分かる鍵から察するに、トイレだったのではないでしょうか。
そして、扉が連結部だけでなくトイレ等がある通路が細くなってる部分と客室の間にも存在するというのが面白いですね。デッキ付きの車両であればこの場所に扉を置く必要はないですし、普通列車ならデッキの有無に関わらず扉は必要ないはず。つまり、デッキが存在しない優等列車用の車両であった、という証拠であると言えるでしょう。まあ、普通列車で運用されてる現在、わざわざ閉める必要もないのか開放されちゃってますが。
ちなみに、近鉄で現役の同型車にはデッキを追加する改造が行われているそうです。
天井にスイッチっぽいのがあったので拡大してみると、「切」「弱」「強」等のスイッチがありました。冷房のスイッチでしょうかね。
新聞まみれの入り口付近。窓配置からも分かる通り、本来は扉付近に座席がもう一列ありました。
運転台。近鉄、というよりは、古い電車によく見られる形、ですかね。両ハンドルの間にワンマン用スイッチが追加されてるのが分かります。
案内用モニターの起動の様子。最初に右上にDVIと表示されており、どうやらDVI接続のようです。そう言えば運転室内にDVIの短いケーブルが機械に挿さっていましたね。
で、何で起動した瞬間に「まもなく終点」表示なのでしょうか。まだ発車前なんですが。
そうこうしてる間に時間となり出発。トーマスが強烈すぎます。
程なくして終点の金谷に到着。着いてすぐ東海道本線を貨物列車が通過していきました。
大井川鉄道の改札を抜け、雨に降られながらJRの駅舎へ。中間改札を使わなかったのは、クレジットカードで乗車券を購入するためです。中間改札をICOCAで通るとそれが出来ないので。
というわけでJRの窓口で乗車券を購入。3駅隣までの乗車券なんてまず間違いなく券売機使えと思われますが、金谷駅にはクレジット対応の券売機がなかったので仕方なく窓口で駅員さんにお願いしました。
無駄にでかい乗車券を自動改札に通し、JRのホームへ。
こちらが、大井川鉄道との連絡用中間改札。屋根続きですし、可能ならこちらを通った方がいいでしょう。
左はちょっと進めば大井川。右はすぐトンネルという金谷駅。
大井川鉄道方面にも線路が繋がっていそうな感じですね。
うなぎパイの看板を発見。某ゲームで武器として登場したのしか知りません。
普通 金谷→藤枝
普通沼津行が到着。車内は「清水みなと祭り」とやらの広告まみれでした。ジャック広告でしょうか。
3駅ほど移動して下車。発車する電車を見送ります。
島田駅と似た橋上駅舎。10年ほど前に完成したものらしく、ピカピカです。最近こういう駅多いですね。
エスカレーターで1階に下りると、屋根から出ようとしない人が数名。というのも、雨がかなり激しく降っていたのです。
まあ待っていても暇なだけなので、折り畳み傘を取り出してホテルへ。途中コンビニに寄って食料を買い込みましたが、コンビニから出るとさらに雨が強くなっていました。
びしょ濡れになりながらなんとかホテルに到着。17時です。
今日は和室という事で、このようなミニ玄関があります。トイレのほか、冷蔵庫も玄関設置みたいですね。
そしてこちらがお部屋。最近リフォームしたらしく、中々いい感じです。まあテレビが微妙に入りきってないのと、こちらのホテルも室内電話が無かったのが気になりましたが。
とりあえず、大雨で濡れまくったズボンを脱いでハンガーにかけ、エアコンの風が当たる位置に。折り畳み傘は玄関に広げた状態で干す事にしました。結構色々濡れてしまいましたが、乾かすしかないですね。エアコンは除湿モードです。
押入れから座布団を取り出し、テレビを見つつお弁当もぐもぐ。静岡県内で大雨というニュースがやっていました。どうやら明日の天候も微妙なようです。
その後風呂に入り布団を敷いてごろごろしていると、なんだかお隣が騒がしく。うるさいなぁなんて思いつつ21時頃寝ようと思いましたが、隣でドタドタと走り回ったり騒いだりする音がうるさく、中々寝付けません。和室を選んだのは失敗でしたかね……。
結局、眠れたのは日付が変わってから。3時間以上も寝付けませんでした。