2014年冬季 ほくほく線

その5

目次

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岐阜からは名古屋を通って関西本線経由で帰るため、とりあえず名古屋方面へ向かうホームへ移動。
足がとてつもなく痛い上に風のせいかちょっと寒いため、待合室で待機。気温は8℃だそうです。

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ぼちぼち時間なので一番前へ移動。ここにもムーンライトながらの乗車案内が貼ってありますね。

新快速 岐阜→名古屋

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JR東海の新快速に乗り名古屋へ移動。

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足痛いため座ります。ギリギリ前見えますし。

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20分ほどで名古屋到着。関西本線ホームに移動し、亀山行きを待ちます。

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ちょうど目の前で特急ひだが出発していきました。今日特急ひだ何本見たんでしょうね。

快速 名古屋→亀山

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直接折り返しではなく引き上げ線からの出庫という形で亀山行きが入ってきました。どこでも313系です。

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一部の列車はワンマン運転を行っていて、その場合種別表示の上にワンマンの文字が入るようです。

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特急しなのが入線。名古屋と長野を結ぶ特急です。

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横でEF66電気機関車が通過していくのを見ながら出発。複雑なポイントを渡った後、右カーブします。

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名古屋〜伊勢を結ぶ快速みえとすれ違い。快速の他、関西本線で走っていた急行かすがにも使われていたのですが、その急行は廃止になってしまいました。残念。

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横を見ると近鉄の特急アーバンライナーが見えます。名古屋を出てしばらくは近鉄と並走します。

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名古屋を出たところにあるJRの車庫。気動車が中心のように見えますが、電車も混じってますね。

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右にも左にも線路の多い笹島信号場を抜けると単線となり高架に上がります。すぐ右を近鉄名古屋線が走ってますが、近鉄は複線です。

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特急アーバンライナーが待避線に入ってる光景。よくあるらしいです?

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近鉄線の高架をくぐると庄内川などを渡っていきます。

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地上に降り、古いままの駅が多くなってきます。しかしこのように跨線橋に駅名が書いてあるのは珍しい気がしますね。
蟹江駅は快速の停車駅ではありませんが列車交換のため停車します。
客扱いはしないが業務上必要な停車の事を「運転停車」と言ったりします。このような列車交換の他に乗務員の交代、機関車の付け替えなどもそれに当たります。

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ワンマンの普通列車が入ってきて信号が青になったので、出発です。

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規模に違いはあるものの、この辺りは伊勢湾に注ぐ川が多くなっていて、いくつもの鉄橋を渡ります。

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中線で待避する貨物列車。この区間では貨物列車もそこそこ運転されていて、その待避線として中線が残ってる駅がそこそこあります。牽引はディーゼル機関車のため中線は電化されていません。

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一際大きな川、木曽川です。

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さらにもう一つ、一応境界のような陸地は細く残っているものの、ほぼ一体となっている長良川と揖斐川を一気に渡ります。木曽三川が一気に伊勢湾へ流れる場所、長島付近です。

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近鉄もほぼ真横を走っています。

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またも近鉄をくぐり場所を入れ替え、桑名駅です。

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奥の西桑名駅には三岐鉄道北勢線の車両も見えます。
三岐鉄道の軌間(レール幅)は762mm、ナローゲージと言われるもので、昔はどこにでもあったのですが今は珍しくなってしまった幅でもあります。その横を走るJRは1067mm、さらに横の近鉄は1435mmと、三種類の軌間が一堂に会する場所がここ、桑名駅です。そして桑名駅近くの踏切はそれら三種類の軌間を一気に横断する踏切があったりします。三種類の軌間を渡る踏切は全国でもここだけなそうな。

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桑名を出てしばらく近鉄と並走。JRも頑張ってはいますが、明らかに近鉄のほうが本数が多いです。

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富田駅に停車中(留置中?)の三岐鉄道の機関車。三岐鉄道と言っても、こちらの軌間はJRからの貨車を通すため、JRと同じ1067mmになってます。

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左手にタンク車がたくさん並んだ線路が。どうやらコスモ石油の製油所のようです。ところで前方の信号が全部赤なんですが……。

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普通列車とすれ違った後に進めるようになり、四日市駅に到着。でもこの辺りは複線ですし……。その普通列車か、もしくはホーム左の貨物列車のせいですかね。たぶん。

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津へ直通する伊勢鉄道の車両を見つつ出発。

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「四日市喘息」が起こるほどの工業地帯なだけあって、今の時代でも貨物列車がある程度運行されているようです。

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コンテナ車が見える南四日市。
ちなみにこのような無人駅では、車掌が乗車券の回収や精算を行っています。駅によっては列車前方が出口となってるところもあり、そのようなところでは回収のために駅間走行中に前方に移動し、運転室内で放送やドア開閉などの車掌業務を行っています。

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河原田駅手前で伊勢鉄道線と分岐。
伊勢鉄道線は元は国鉄の伊勢線で、名古屋・四日市から津方面への短絡線として建設されました。それまでは関西本線と紀勢本線の接続駅である亀山駅を経由していたのですが、配線の都合上方向転換が必要だったので、それの解消という役目が大きかったのです。しかし、線内の普通列車は少なかった上、肝心の通過列車もそれほど多くなかったため利用客は大きくなく、国鉄末期の赤字路線切捨ての対象となり、第三セクター鉄道による経営となり現在に至ります。
現在では新宮へ向かう特急南紀や、伊勢へ向かう快速みえが通過しています。

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伊勢鉄道線と分かれ特急が走らない区間となった関西本線を各駅停車でしばらく走り、終点亀山に到着です。単線あるあるのなんやかんやのせいで少し遅れての到着です。

普通 亀山→加茂

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今朝以来のJR西日本、今朝と同じキハ120形気動車です。謎の安心感があります。
日も暮れてきた現在の時刻は16時過ぎ。学生の姿も見えます。

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出発進行。ポイントを渡り単線非電化となり山越え区間に入っていきます。関西本線は大きく三つの区間に分かれていて、その二つ目、中間地点であるこの区間は丁度県境山越え区間となっており、三区間のうち唯一非電化となっています。逆に言えば、一番景色が綺麗な区間でもあります。

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アップダウンの激しいのどかな区間を力強く走っていきます。川からの高さも高くなっています。

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トンネルも、建設当時のままじゃないかと思えるようなものばかりです。ちなみに関西本線の関西は、かつてこの路線を営業していた「関西鉄道」によるものです。関西鉄道は後に国鉄に買収されました。

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加太駅。この先は「加太越え」と呼ばれ、急勾配が続きます。

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現在は軽快な気動車が走っていますが、その昔蒸気機関車の時代には補助機関車が連結されたのだとか。

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上り勾配の途中にあるスイッチバック式の中在家信号場。気動車による運転となって以降もここで列車交換が行われていましたが、現在はただ信号の境目となっているだけで列車交換は出来なくなっています。待避用の線路が草に覆われてしまっていますね。

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峠を越えたのか、下り勾配に。山を越えた証拠として周囲が開け、遠くにうっすらとではありますが夕日の赤色が見えます。

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下りきったところで線路が増えてきて、柘植駅です。
蒸気機関車の時代はこの柘植駅で補助機関車が折り返していたため、構内に給水塔や転車台があったのだとか。もちろん現在は撤去されてしまっています。
ちなみにwikipediaにある明治時代の柘植駅の写真と上の4枚目を比べてみると、昔からほとんど変わってない事が分かるかと思います。

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対向列車が到着し、出発です。右の電化されてる路線は草津線で、関西本線は左にカーブします。
ちなみに、先に草津線の草津方面からの路線が開業したため草津線は直線となっていて、関西本線は左に大きくカーブするようになっています。

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柘植を出ると、しばらく盆地を真っ直ぐ進みます。スピードが出やすい区間です。
元々は名古屋と大阪を結ぶメインルートの一つとして優等列車も走っていましたので、地方の根っからのローカル線のように直線でも最高速度が低いなんて事はなく、95km/hまで出ます。

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伊賀忍者で有名な伊賀上野駅。元近鉄の路線である伊賀鉄道が接続していて、2枚目のような忍者列車に乗って上野市街まで行く事が出来ます。

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伊賀上野を出ると再び山間部となります。いよいよ日が暮れてきましたね。

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月ヶ瀬口駅で列車交換。
先ほども言いました通り関西鉄道の本線、さらに名古屋〜大阪のメインルートの一つという事で、各駅のホームも現在の車両に見合わないほど非常に長くなっています。現在は一部時間帯では30分に1本、日中でも1時間に1本走っていたりはするものの、最高でも2両編成となっています。

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鉄橋を渡り、木津川を見下ろす崖っぷちを走ります。が、暗くてもう何も見えませんね。見えないのに何で知ってるのかと言うと、この辺りは所用でちょくちょく通ってる場所だからです。

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笠置駅で列車交換。交換はここで最後ですかね。

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思い出したように車番をパシャリ。

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暗いと余計に信号が目立ちますね。非電化区間の終点、加茂に到着です。

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加茂駅は路線上は関西本線の中間駅の一つですが、大阪方面からの電化はここまでであり、大阪方面への電車と亀山方面への気動車の境界駅となっています。この先は関西本線三区間のうちの三番目で、大和路線という愛称も付いています。

快速 加茂→JR難波

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大阪方の電化区間大和路線で長年快速として使われている221系。ってあれ? 221系の前面に行き先なんて書いてありましたっけ?

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同じくこの車両にはないはずの補助椅子や今までと違う位置の車内表示機。さらに車番が若い事から、リニューアル改造を受けた車両ってとこですかね。まさか遭遇するとは思いもしませんでした。
ちなみに私は車両前面の行き先表示はいいと思うものの、車内表示機や椅子に関してはリニューアル前の方が好きです。

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出発進行。冬の17時半ともなると、もう真っ暗ですね。何も見えませんし足も痛いですし、座るとしますか。

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広く明るい構内や普通電車が停まってることからして、王寺駅ですかね。普通電車はまだまだ国鉄車両が使われています。延命工事はしていますが。

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ついでに一部照明が消えていたり。どうでもいいですけども。

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環状線との接続駅、天王寺。この人の多さを見ると帰ってきたんだなって感じがします。そして見るからに夕ラッシュ、座って正解でした。

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関西本線の終点、JR難波に到着です。本来難波まで来る必要はないのですが、せっかく乗り放題の青春18きっぷを使ってる事に加え名古屋からずっと乗ってきたんだから終点まで乗りたいという思いから難波まで来ました。ちなみに昔は「湊町」という駅名だったそうな。

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地上から地下に移され終着駅っぽくなくなりましたが、ちゃんと線路は終端になっています。ただ右の線路は奥まで続いているのか、そのまま奥まで走っていきました。

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すっぽり入ってますね。留置線になっているのでしょうか?

普通 JR難波→天王寺

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とりあえず環状線の駅まで戻ろうと、なんとなく天王寺まで。

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降りるとたまたま特急はるかを発見。かっこいいですよねー。

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環状線に乗って帰ります。たまたま光ってる通天閣が撮れました。綺麗ですねー。

おしまい。


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