四国特急

その2

目次

旅二日目。6時前に起床し、昨日高松で買っておいたおにぎりを食べつつ準備。

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8時前にホテルを出発。昨日弁当を買ったスーパーで、おにぎりをいくつか購入。朝早くからやってるスーパーで助かりました。値段はコンビニとは比べ物になりませんからね。

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駅に特急が停車してるのを視認。駅に到着する前に発車していきました。

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やはり広い駅前広場。

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LCCのジェットスターの広告をまとった路面電車。成田と関空から高知空港への就航が決まったのと無関係ではないでしょう。

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駅構内のコンビニでもう少し食料を買い足してから、自動改札に切符を通し改札内へ。

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ホームに上がり列車の到着を待ちます。既にそこそこの人が並んでいます。

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普通の須崎行。朝のため車掌乗務で何両も連なっています。

特急「しまんと」1号 高知→窪川

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今日の初列車、昨日も乗った特急「しまんと」です。大体の「しまんと」は南風と連結かつ高知止まりですが、1往復のみ高松から高知方面まで単独で運転されており、さらに高知方面は高知を越えて土佐くろしお鉄道中村駅まで直通しています。
単独運行の「しまんと」は高知方先頭車がグリーン車のため前を見るにはグリーン料金が必要なので、大人しく後ろの方の自由席に着席。昨晩のしまんとと違い、自由席も結構な乗車率です。

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車窓からチラッと見える高知城。

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昨日は通過した旭、朝倉にも停車。学生が結構降りていきました。学生の特急利用も結構あるようです。

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川を越え、景色は少しずつ山の方へ。

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太平洋とはこれでおさらばです。

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土讃線の終点、窪川に到着。列車はそのまま土佐くろしお鉄道中村線へと直通します。会社が変わるため、乗務員も交代です。ところで、横になんか変なのいますね。

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跨線橋より、発車していく「しまんと」。

普通「鉄道ホビートレイン」 窪川→宇和島

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で、昨日も来た4番線。昨日も見たヘンテコ野郎とご対面。
キハ32というローカル気動車の見た目のみを0系風に改造し「鉄道ホビートレイン」と名乗ってるものです。改造は見た目のみのため、性能は元のローカル気動車のまま。まあ、こっち側先頭の下半分だけ見ればよく出来てると思います。

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車内は基本的に元のままのロングシートですが、0系登場時の普通車座席である転換クロスシートを2脚ほど設置。ただし、座席の向きを変える事は出来ません。

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運転席回りは塗装以外は特に変わったところはありませんが、運賃表示器には予土線の各駅の他に、開業時の東海道新幹線の駅名が入っています。ただし、新幹線部分は運賃は表示されませんが。
東海道新幹線の開業時の駅のみとなっているため、品川や三島、三河安城等は入っていません。

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また、車内には郵便ポストも設置されており、記念印が押され実際に配達されるそうです。

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さらに車内には鉄道模型も展示されており、座席を取っ払ってまで展示スペースを確保しています。まあ、座席撤去はそもそもそんなに乗る人がいないというのもありそうですが。
四国の優等列車の変遷を中心としたものや、この「鉄道ホビートレイン」を模型化したものまであります。

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先ほどと反対、宇和島側先頭車。

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窪川駅の予土線時刻表。予土線には現在この0系もどきを含む3種類の観光列車が走っており、うち2種類は定期の普通列車として運行されてるため、その該当列車も案内されています。残り1種類はトロッコ列車で、臨時運行となっています。

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側面を見ると一瞬勘違いしそうになりますが、よく考えると0系とは全然違います。そもそも窓が二段式な時点でありえないです。

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窪川方先頭。空気抵抗低減や視界確保のため一部がメッシュになってたりします。視界確保は確かに超重要ですが、これのせいで余計気が抜けるような気も。

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出発時間になりましたので出発。宇和島側の先頭は連結のために平べったいままのため、車内からであれば一般車両とほとんど変わりません。
予土線は昨日も乗りましたし、別に座ってもいいかなと思ってたのですが、なんとなくでまた前に立つ事に。

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まあ、この区間は土佐くろしお鉄道の中村線なんですがね。

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予土線と中村線の実際の分岐点である川奥信号場。停止信号のため停車します。

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停止だし列車交換でもあるのかなと思いきや、特に何事もなくそのまま信号が青になり、出発。何のための停車やったんや。

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昨日も見た予土線を走っていきます。ここらはまだスピードが出せる区間です。

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しかし、昨日より天気悪いような。

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トンネルが連続する直線的な区間。

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なぜか予土線にはカーブに伴う速度制限標識がほとんど設置されておらず、その代わりなのか、曲線半径を記した標識が立っています。

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やっぱり、雨降ってきましたね。

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途中駅よりテレビっぽい3人が乗車してきました。

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思ったよりガッツリ雨です。

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途中、江川崎に到着。今回は対向列車待ちです。

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テレビの3人はホームでコーナーのオープニングっぽいものを撮影した後、駅の外へ。走ってるのは雨が降ってるためかと。

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やっぱり前後の差で笑いますよねぇこれ。

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霧というべきか、雲というべきか。

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ホームにあった温度計。現在の気温は6℃。そりゃ寒いわ。

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松山運転所所属という意味の記号と定員表示。定員だけなら0系並みです。座席定員? 知りませんね……。

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江川崎に到着してから約20分、対向列車が到着。一般車ですね。
列車交換が済みましたのでこちらも出発。低規格区間へと入っていきます。ただでさえ遅い新幹線がさらに遅くなります。

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途中吉野生駅。時間調整なのか、こちらでもしばらく停車。

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続いて伊予宮野下。列車交換のため少し停車です。ここの列車交換は、昨日予土線に乗った時に鉄道ホビートレインと遭遇したものですね。

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務田を出ると、列車は宇和島へ向けて急な下り坂をゆっくりと下っていきます。R160(曲線半径160m)は一般鉄道ではトップクラスの急カーブです。

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まあ、元は普通鉄道ではなくより簡易な規格の軽便鉄道であった区間ですから、こんな無茶な敷設も納得というものです。

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雨かつワイパーが動いてないので見えにくいですが、現在の信号は色の組み合わせで指示を出してるので色さえ読み取れればどういう現示かは分かります。これは減速信号です。

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続いて急勾配急カーブの終わりで場内注意を通過し、予讃線との合流駅である北宇和島駅に到着です。ちょうど予讃線の松山行普通がやってきました。普通列車同士で乗り換えるならここですが、特急を利用する場合は終点まで乗車するよう自動放送で案内されます。

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北宇和島を出発し、予讃線へ。

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すぐに宇和島駅の信号が姿を現し、左手に宇和島の車庫が見えてきます。

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一番左に入線。終点、宇和島です。

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当然自動改札なんてものはありません。えーっと、次の特急は約40分後ですね。

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エンジンを止めて色々してる車両が停車中の宇和島駅の気温は10℃。江川崎に比べればマシですが、それでも冷えますね。まあ、寒さに強いのをいいことに秋みたいな格好してるからな気もしますが。

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闘牛大会? と思って調べてみたところ、宇和島市営闘牛場なるものがあるそうです。

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砂利、でしょうか。車両の側面から補充してるのを見かけました。鉄道にとって砂利とは、空転や滑走の防止の意味合いがあります。

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赤色が抜けた0系もどき。本来の0系新幹線は前照灯と尾灯は同一のランプを使用し、尾灯とする際には赤色のフィルターを前照灯の前に置いて赤ランプとしていました。
そしてこちらの0系もどきはと言うと、なんとほぼ同じ方法。前照灯の前に赤色のプラ板を入れて尾灯としていたのです。ただ、自動式だった0系新幹線と異なり、こちらはなんと手動。車両前面の貫通扉を開けて、運転士が手でプラ板を出し入れするという方法でした。

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乗客を降ろし、車両整備も終わった0系もどき。入換担当の係員が手動で踏切を動作させ、無線で駅のポイント扱い所に連絡。入換信号が進行になったところで、誘導に従って車庫へと引き上げていきました。

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駅に掲示されていたチラシ。予土線で走ってる3両の観光列車は予土線3兄弟と言われており、稀にそれらを全て連結したイベント列車が運転されます。ちなみに0系もどきは三男です。

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予讃線の距離標(キロポスト)。高松駅起点で297km地点である事を表しています。上部に5が付いてるので、もしかしたら297.5km地点かもしれません。

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給油中エンジン停止と書かれた装置がいくつも並んでいます。こちらは給油機でしょうかね。
現代の気動車は全てディーゼルカーで、燃料は軽油となっています。過去にはガソリンカーも存在し、ガソリンを燃料に走る鉄道もありましたが、大阪で発生した事故で大炎上した事もあり次第に使われなくなりました。

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発車10分前、松山からの特急「宇和海」が到着。折り返し整備が行われます。

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ところで、思いっきりアンパンマン列車ですね。車体端には各メーカーのロゴもあります。

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折り返し整備が終わり、乗車。入ってすぐ左側にこんなものを発見。そう言えば、自転車を分解せずそのまま持ち込めるサービスを開始したとかどっかで見ましたね。これがその自転車置き場でしょう。

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出入口付近の注意テープまでアンパンマン仕様です。

特急「宇和海」16号 宇和島→八幡浜

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アンパンマン列車はいくつもの種類がある、というか1両ごとにバラバラとなっており、今回の先頭車は「カレーパンマン号」となっています。

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車内は基本的に一般車と変わりませんが、上を見るとでかでかとイラストが描かれています。これ、黒目線入れた方がいいですかね?

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定刻となり出発。予土線のトロッコ、0系もどき、予讃線で使われる特急を普通に格下げした車両等を見つつ北上を開始します。なお、この列車の前側の座席は指定席となっていてこの切符では座れないため、普通に後ろの方に座っています。
アンパンマン列車だけあり、車内チャイムもアンパンマン、車内放送にもアンパンマンが登場。ただ、放送に関しては始発駅で「ご乗車ありがとうございます」的な事を言っただけで、その後は一般車と同じ放送に切り替わり、途中駅では一般放送のみでした。

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引き続き雨で、見通しがかなり悪くなっています。

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途中、宇和海同士で列車交換。

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そして途中の八幡浜駅で下車。終点で放送に再びアンパンマンが出てきたのかどうかは気になるところですが、まあいいです。

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間に一般車を挟みこんだ3両の宇和海が出発。後ろ側はロールパンナ号ですね。

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駅構内に見える車両は2両。たぶん1枚目の車両が移動してくる感じでしょうね。

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「少量危険物貯蔵庫」らしいです。

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なんか顔出しパネルも設置されてますね。描かれてる列車は、観光列車の「伊予灘ものがたり」でしょうか。

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当然自動ではない改札口。駅舎は天井が高いです。

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八幡浜からの分岐線はありませんが、のりかえとして別府連絡と書かれています。駅から車で5分の位置に八幡浜港があり、九州へのフェリーが発着しているのです。ちなみに八幡浜駅は四国内最西端の駅でもあります。

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伊予灘ものがたり専用の停目。

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6と書かれた表示器に加え、踏切動作反応灯っぽいものも点灯してます。

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車両の入換作業中として、切符販売を中止したり、改札を開放したり。

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側線にいた車両が踏切を越えて一旦本線に引き上げた後、1番線に入ってきました。

普通 八幡浜→松山

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普通松山行の到着。ホームで到着を待ってるのは私一人だけでした。
なぜ特急からわざわざ普通に乗り換えたのかと言いますと、この先伊予大洲から予讃線は2方向に分岐しますが、特急はそのうち高速走行が可能な片方しか走っておらず、なんとなくもう片方も乗りたいなと思ったからです。そちらは普通しか走ってないため、その普通列車の始発駅である八幡浜で乗り換えた、というわけです。

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駅の待合室でしょうか、入口に「八幡濱驛」と書かれています。

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対向列車が数分遅れて到着。発車直前にもう一人客が乗ってきてさあ発車と動き出したところで駅員から停止合図があり、急停止。何があったと思ったら、そのもう一人の乗客の忘れ物を届けてくれたようです。優しいってかよく気付きましたね。そして、今度こそ発車。
一応座ったまま前が見れる位置にはいるものの、雨かつワイパーも動いてないためあまりよく見えません。

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特急「宇和海」を待避。N2000系が2両も使われていますね。

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霧というか、雲の中の大洲城(復元)と言ったところでしょうか。そして分岐駅の伊予大洲駅で、そこそこの乗客がありました。

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伊予若宮信号場にて、旧線と新線が分岐。特急は直線の新線のみ通りますが、この列車は左に分岐します。

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旧線と言っていますが、今も立派な予讃線です。普通列車と列車交換。

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川を下ってきた列車は伊予長浜より海沿いを走り始めます。

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トイレ休憩なのか、しばらく停車。

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また別の途中駅。ホームと道路の先は海です。

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写真撮影の名所やロケ地として有名な下灘駅。あいにくの天気ですが、それでも利用者はいたようで、何人か乗ってきました。

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瀬戸内海が広がります。

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列車交換。様々な理由で列車速度が遅く、また本数も少なすぎるという事はないため、それなりに列車には遭遇します。

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高架に上がりまして、特急の通る新線と合流。向井原駅です。分岐から合流まで1時間以上かかっていますが、その間に特急は一体何本通過したのでしょうね。

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隣の伊予市駅から電化区間に入りまして、特急と列車交換。

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続いて普通列車と列車交換。

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線路が分岐し、2番線に到着。

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終点、松山です。

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記憶通り、特急の編成表がありましたね。それによるとえーっと……次に乗る列車は8両編成ですね。あれ、もしかして四国最長なのでは?

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1番線には伊予市行の1両の電車が停車中。

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八幡市から松山まで乗ってきた車両は入換により車庫へと入っていきました。

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そしてこちらも入換により車庫から出庫。引き上げ線に入った後、ホームのある線路へと入線。普通、観音寺行です。

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私はと言うと、8両編成の先頭に乗るためホームの端にやってきました。全然人がいません。

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先に普通列車が到着。

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その後から、特急「しおかぜ」「いしづち」が到着。折り返し整備と車内清掃に入ります。

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割とホーム端ギリギリです。まあ、一つのホームに2列車停車させてるんですから当たり前っちゃ当たり前ですが。

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折り返し整備が終わり、乗車。と言っても、高松方先頭車は特急「いしづち」の指定席車両であり、自由席専用のこの切符では着席できません。というわけで、先頭デッキ立ちです。

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この車両は一度リニューアル改造を受けており、グリーン車と指定席車については内装もリニューアルされ「S-Seat」となっています。

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松山駅一番端の26番乗車口。

特急「いしづち」26号 松山→高松

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岡山から乗車した際と同じく、「しおかぜ」と「いしづち」を併結しており、宇多津まで1本の列車として走ります。高松・岡山側の前3両が、高松発着の「いしづち」、後ろ5両が岡山発着の「しおかぜ」です。

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デッキ部分もなんだか木目調。

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そしてデッキから見た運転室。結構見晴らしはいいのですが、ワイパーが運転士の視界部分にしかないのが残念です。
発車前に運転士と車掌が車内電話で会話してるのが聞こえてきたのですが、「表示が切り替わらないから(指令に)確認して」っぽい事を言ってました。その指令からの回答は「そのまま行け」だったようです。

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出発進行。うーん見にくい。

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少しの間海際を走ります。

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運転席にあるモニタ装置。時刻、速度、距離のほか、様々な情報が表示されています。振り子制御状態の項目では、前3両いしづちが「全車制御」、後ろ5両しおかぜが「全車自然」と表示されていました。また、速度が一定のままあまり変わらないようにも見えました。定速制御でもあるのか、それとも運転士の技量なのか。

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伊予西条駅。すっかり真っ暗です。伊予西条前には鉄道博物館的なものがあり、一部は屋外展示によって車内からも見えるようになっています。写ってるのはフリーゲージトレインの試験車です。
それにしてもこのデッキ、寒い。通常の客室内であれば半袖になってもおかしくないくらいの暖房はあるはずなのですが、上着を着たまま前のチャックも閉じた状態でさらに若干の寒気を感じます。たぶん、デッキには暖房が無いのでしょう。

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新居浜駅。隣に貨物列車が停車しています。新居浜から車掌が追加で一人乗ってきたようで、デッキに立っていたためか2回目の検札を受けました。大体の場合、車掌が変わっても1列車1回で済むんですがね。

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途中今治くらいまでは外が真っ暗になるくらいで前は割と見えていたのですが、新居浜くらいから雨が強くなりかなり見えにくくなってきました。まあ、真っ暗な時点で何も見えてないようなものなんですが。

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伊予三島にて、特急同士で列車交換。この列車交換の停車時間を利用して、運転士の無線試験っぽいものが行われていました。

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運転停車での列車交換も。

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宇多津で「しおかぜ」を切り離し、「いしづち」単独の3両編成となって約30分走行。終点です。

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単線での列車交換の関係か、約10分の遅れで終点高松に到着。

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高松には大体いる気がするマリンライナー。それは置いといて、自動改札を通って外へ。

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駅構内のコンビニで弁当と明日の朝飯を購入し、雨降る高松の街へ。雨はそこまで強くはなかったので、傘出すのも面倒やしまあいっかという感じで濡れながら今日のホテルへ向かいます。今日のホテルは駅から1km以上離れておりちょっと遠いです。

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大通りを30分ほど歩き、人気のない道に入りまして、ホテルに到着。

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19時半、部屋に到着です。あー疲れた。松山からの振り子立ちに加えて30分徒歩はちょっとしんどいです。とりあえず弁当を食べ、続いてお風呂へ。水不足の香川のためか、節水どうこうとか書いてありました。

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暖房なしでもいけるかと一瞬思いましたが、さすがに寒かったので暖房オン。このタイプの空調も最近中々見ないです。

今日の片付けや明日の準備を行い、22時半頃就寝。明日はちょっと早いですからね。


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