四国特急

その1

数年ぶりの冬の旅。にしてもまたもや青春18きっぷではなくその他の旅です。まあ、前回の私鉄オンリーと違い、今回はJRオンリーですが。
さて、今回も今回とてトクトクきっぷ、企画乗車券を使用します。今回の切符は「四国くるりきっぷ」。JR西日本が発売する、大阪市内など主に京阪神から四国までの往復新幹線と、四国内のJR線が特急を含め3日間乗り放題、という切符です。12月から3月末頃までの期間限定で、発売箇所もJR西日本のインターネット予約「e5489」限定となっており、さらに利用の3日前までに購入しなければいけないなど色々と条件がありますが、四国内全線が特急含め3日間乗り放題で17000円(大阪市内発着)とかなりお得になっています。利用出来る列車は大阪市内発着の場合、新大阪から岡山までの新幹線自由席と岡山からJR四国との境界である児島までの特急を含む普通車自由席、そして、児島から先のJR四国全線での特急を含む普通車自由席、土佐くろしお鉄道の若井-窪川間、ごく一部のバスとなっています。
四国自体は前に青春18きっぷで私鉄を含む全鉄道を制覇しましたが、特急には一切乗った事がなかった事、そして知ってる特急列車が世代交代の時期を迎えてる事もあり、なくなる前に乗っておこう精神で今回の旅を計画しました。

それでは今回のルート。
まず新大阪から岡山まで新幹線で移動した後、岡山から早速特急に乗り、瀬戸大橋を渡って松山、さらに特急同士の乗換を行い宇和島まで。そこから予土線を通り窪川まで移動した後、また特急に乗って高知、多度津。多度津からは快速で高松に向かい、特急で高知に戻って一泊。高知から特急で窪川に向かい、0系新幹線のような何かに乗って宇和島まで移動した後、特急で八幡浜、そこからは普通列車に乗り換え、何となくで予讃線の海側を通り松山、特急に乗り高松で一泊。高松から特急で徳島、牟岐に向かい、徳島に戻ってそこから阿波池田。その先は何となく普通列車で高知に向かい、折り返し特急に乗って岡山。新幹線で新大阪、という感じです。
今回乗る特急は「新幹線みずほ」「しおかぜ」「宇和海」「あしずり」「南風」「しまんと」「いしづち」「うずしお」「むろと」「剣山」となっています。四国の特急のほぼ全部です。

※写真はクリックで拡大できます。もしクリック出来ない場合は、前後の写真をクリックすると関連写真的な感じで拡大写真を見ることが出来ます。

目次

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今回の旅は新大阪からスタート。朝6時前だというのに凄い人です。
新幹線は全て朝6時が始発となっているので、恐らくここの人たちはその始発、もしくは準始発狙いでしょう。

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広島でも車置いてあるの見かけたような。何で車置きたがるんでしょう。

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ブレちゃってますが、色から列車名が判別可能です。上からみずほ、ひかり、さくら、さくらですね。ひかり以外は九州新幹線直通です。

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乗換改札を通り、階段を上がって新幹線ホームへ。普通列車は乗りまくってますが、新幹線を含む特急は数えるほどしか乗った事がありません。1号車に乗るつもりだったのですが、逆側の8号車に出てしまいました。端まで歩かなければ。

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発車標。種別の他に列車番号(のぞみ「〇〇」号の部分)も表示されていますが、この列車番号は回送列車等にも設定されており、それも表示されています。ところで一番上、999号ですね。宇宙にでも行くんでしょうか。

新幹線「みずほ」601号 新大阪→岡山

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200mほど歩いて逆側の先頭まで来ました。山陽新幹線の1番列車、みずほ601号、鹿児島中央行です。停車駅は新神戸、姫路、岡山、広島、小倉、博多、熊本、鹿児島中央で、終点には9:46に到着します。
「みずほ」は九州新幹線直通列車の中でも最速達タイプで、東海道山陽新幹線で言うところの「のぞみ」に当たります。ちなみに同じく九州新幹線直通の「さくら」は「ひかり」相当です。
車両は、九州新幹線直通用として製造されたN700系の8両編成タイプ。東海道新幹線や「のぞみ」に使われる16両編成の半分となっています。

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8両編成タイプはJR西日本とJR九州がそれぞれ保有していますが、この車両はどうやら九州所有のものみたいですね。しかもトップナンバーです。

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では、いざ乗車。ちなみに8両編成タイプに乗るのも、「みずほ」に乗るのも初めてです。

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2号車とのデッキ部。普通列車と違い、車両間にドアが見当たりません。また、あちこちが木目調です。九州らしいですね。

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車内案内。16両編成の場合、グリーン車は3両繋いでおり、「のぞみ」の場合は指定席10両、自由席3両となっていますが、こちらの8両編成はグリーン車は1両のうちの半分のみとなっています。自由席が3両で残りが指定席なのは同じですが、自由席が横3+2席なのに対し、8両タイプの指定席車両は横2+2席となっており、ゆったりしてるのが特徴です。
今回使用してる切符は自由席専用ですので、大人しく自由席に座ります。

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前が見えるわけではありませんが何となくで1号車。N700系は普通車においても窓側にはコンセントが存在します。

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隣に停車中の「ひかり」博多行。

その後6時になり出発。さすが新幹線、衝動もなくスーッと動き始めました。なお、全電動車であり全車にモーターを搭載してるので、そのモーターの音は聞こえます。
自由席の乗車率はまずまずと言ったところ。ここから増えるのか減るのかは知りません。

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新大阪を出て少しすると左側には在来線の車両基地が広がります。が、まだ日の出前なのか暗くてよく見えませんね。

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徐々にスピードを上げてさらにトンネルに突入。少しすると減速し、トンネルの間にある新神戸に到着。かつては通過列車が存在したため古くからホームドアが設置されており、現在取り換え工事中のようです。新神戸でそこそこの人が乗ってきました。

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続いて西明石を通過し、姫路に停車。隣にはひかりレールスター車両による「こだま」が停車中でした。
姫路を出るとトンネルまみれになり、外が暗いのもあって全然景色が見えません。というか、山陽新幹線はトンネルが多いとは聞いてましたが、ここまでとは。しかもトンネルに入ってると音が反響してるのかゴーと言う音がずっと聞こえており、結構うるさいです。

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ようやく明るくなってきたところで、まもなく岡山。

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新大阪からわずか50分で岡山に到着。在来線だと3時間くらいはかかるので、新幹線がいかに速いかがよく分かります。

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隣にはこれまた「レールスター」が停車していました。レールスターもさっさと乗らないと消滅しそうな気がするのですが、乗れる機会はあるのでしょうか。

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乗換改札を通れば、もはやお馴染みの岡山駅在来線エリア。ここからは在来線ですが、いつもと違い今回は特急まみれです。

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四国へ向かうホームに下りると、向かいに気動車が停車していたり、貨物列車が通過したり、普通列車が到着したり。
それにしても冷えます。息が白いですし、大阪よりも寒いんじゃないです?

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そして、先に発車する特急「南風」が到着。私が乗るのはこの後の「しおかぜ」ですので、乗車口案内は「次発」の位置にしおかぜがいます。

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隣には高松へ向かう快速「マリンライナー」。今日もよく混んでます。

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「南風」が発車した事で「しおかぜ」が先発位置に。

特急「しおかぜ」1号 岡山→松山

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発車の約8分前、「しおかぜ」が入ってきました。自由席ですので、とりあえず座席を確保。

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車両側面。LED表示器では「しおかぜ」「松山行」が交互に表示されています。また、扉はプラグドアとなっています。

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座席。窓下には出っ張りがある他、一応ですがフットレストがあります。なお、先頭はグリーン車となってるため乗車出来ない事から、中間車に乗り込んでいます。

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出発。この辺りの景色も見慣れたものです。四国へ行くのは、今回で5回目でしょうか。

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途中児島に停車し、JR西日本の乗務員からJR四国の乗務員に交代した後、瀬戸大橋を渡り始めます。

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ここも相変わらずという感じです。瀬戸大橋を渡ってる最中に検札を受けました。

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四国に入るといつもは短絡線を通り坂出に向かっていましたが、今回は特急という事で本線を直進し、宇多津に到着します。

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ホーム上に設置されてる集札箱とIC改札機。どうやら窓口が営業してない時間帯はここで改札が行われるようです。

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発車標。よく見ると「しおかぜ」の下に「いしづち」の文字があります。

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高知方面からは特急「南風」が、そして「しおかぜ」と同じ線路には高松からの特急「いしづち」が到着。「しおかぜ」と「いしづち」はここで連結を行い、1本の列車として松山へ向かいます。

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連結のための列車誘導を行う係員が偏ってた連結器の位置を直した後、列車に乗り込みます。

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「いしづち」が前方の扉を開けてる間に、隣では「南風」が岡山へ向けて発車。アンパンマン車両の間に普通デザインの車両が挟まってますね。

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係員の誘導により直前まで移動して一旦停止。JR西日本だとホーム上から誘導を行うのですが、JR四国は車内から誘導を行うようですね。

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そして両列車をぶつけ、連結完了。この後踏板を設置したり、幌を繋いだりして全作業が完了です。私も席に戻りましょうかね。

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宇多津を出て途中丸亀に停車し、多度津に到着。予讃線と土讃線の分岐駅です。今回は予讃線を走ります。

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駅構内には色々車両が留置されています。

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多度津を出て少しすると、右手には瀬戸内海が広がります。この景色を見るのは2回目ですが、やはりいいものです。

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途中駅にて「しおかぜ」「いしづち」同士の列車交換。

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同じく列車交換。博物館に気を取られて撮り損ねましたが、アンパンマン列車ですね。

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予讃線の多度津より先は単線ですので、列車交換が発生しますし、駅を出れば線路が1本になります。

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左側には四国の山々が見えます。遠くには雪が積もってるっぽい山も見えます。

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客室出入口上部には号車や座席、時刻の表示の他、停車駅や広告を流したりする表示器が設置されています。

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ところでこの車両、四国では数少ない電車ではありますが、それ以外にもう一つ特徴があります。それは、振り子式車両という事。
振り子式車両というのは、簡単に言うとカーブで内側に車体を傾ける事により、傾けない車両に比べて高い速度を保ったままカーブを通過可能な車両、です。これによりカーブが多い路線でも比較的高速な運転が可能となり、所要時間を短縮する事が出来ます。
今まで何回か振り子車両に乗りはしましたが、今回が一番車両の傾きを感じるような気がします。たぶん気のせいだと思いますが。

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JR四国では2駅を除き自動改札機が設置されておらず、特急停車駅でもこのような古い形の改札口が残っています。

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それにしても、快適ですねぇ特急。

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高架に上がりまして、今治駅。サイクルトレインとか書かれたのがレール間にありましたが、停車位置が違ったりするのでしょうか。

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工業都市らしく、クレーンがたくさん見えます。

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松山が近付いてくると、まず車内ゴミの回収が始まりました。基本的に松山での折り返し時間が短いため、車内清掃を短縮するための措置、と勝手に考えたり。真偽は知りません。

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再び瀬戸内海が見えてきます。

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ただ、海がよく見えるという事は海岸沿いに走ってるという事であり、つまりはカーブが連続するという事でもあります。そこは振り子車両、車体を傾けて減速を抑えながら通過していきます。
そして車内では、ゴミに続いて車掌による切符の回収が始まりました。これは自由席のみで、自由席特急券単体の場合のみ、終着駅手前で回収を行う、というもの。特急券と乗車券が一体となった切符は提示のみだそうです。私も提示のみで済ませます。

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岡山からおよそ2時間半、終点の松山に到着です。

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特急「宇和海」に乗り換えるため、表示に従いホームの奥に進みます。

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しおかぜの先頭。連結を行わない側の先頭はこのような流線形になっています。

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しおかぜに連絡する形で、予讃線の松山より先に向かう特急「宇和海」が1時間に1本ほど運行されています。

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広い松山駅構内ですが、高架化の予定があるため、この光景もそのうち見られなくなります。しおかぜの隣には普通列車が停車中。

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そして宇和島方面からは特急「宇和海」が到着。しおかぜと同じホーム同じ線路に入るため、徐行での到着です。

特急「宇和海」9号 松山→宇和島

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到着したのは3両編成の気動車。「南風」などと同じ車両です。窓下には、四国での豪雨災害に関連してると思われるステッカーが。

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松山駅では、このように同じ1番線に2本の特急が縦に並んで停車するのが標準となっています。なお、両列車とも折り返し準備と車内清掃を行ってるため、乗車出来るのは数分後です。

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車内清掃が終わり乗車。最前部はこのようになっており、少々距離があるものの座りながら前を見る事が出来ます。というわけで一番前に陣取ります。

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出発進行。右側では工事をしていますが、高架化関連でしょうか。

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川はとりあえず撮っておくスタイル。

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こちらは高架化に伴って使えなくなる松山駅隣接の車両基地の移転先、ですかね。がっつり工事中です。

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予讃線電化の終端、伊予市に到着。

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駅を出るとすぐに架線がなくなり、この先は非電化となります。と言っても、電化区間のうち松山-伊予市に関しては気動車列車の方が多いらしいですが。

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非電化区間に入って1駅目で線路が分岐。予讃線の旧線と新線で、特急は新線を走ります。旧線は右側に分かれていき、海沿いを走ります。

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新線は山に入り、長大トンネルをいくつも抜けていきます。通風機でも開いてるのか、トンネルに出入りする度に耳が大変な事に……。

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途中駅で特急列車同士のすれ違い。アンパンマン列車ですね。

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旧線と分かれて約20分後、再び両線が合流します。特急かつ新線だったので20分程度で再合流しましたが、普通列車しか走ってない旧線を通ると1時間以上かかります。

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駅からもチラッと見えるお城。この城はなんだか見覚えがあります。

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対向の特急が待避してる横を高速で通過します。

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特急停車駅の卯之町。

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卯之町を過ぎると、急勾配を駆け下りながら右手にチラチラと海を見る事が出来ます。ちなみにこの「宇和海」等に使用されてる特急形車両「2000系気動車」も振り子式車両で、カーブを少しの減速のみで通過していきます。先頭に張り付いてるためか、振り子に関してはあまり感じないのですが。

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山を下りると左手に車庫が見えてくるようになりまして。

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終点にして線路も終端、宇和島駅に到着です。予讃線の終点でもあります。

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駅を出るどころか駅名標を撮ることすらせず、隣のホームへ移動。普通列車車内にトイレはないという案内が見えます。

普通 宇和島→窪川

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今回の旅で初の普通列車です。前にも乗った事があるので座っててもよかったのですが、何となくで先頭立ち。やっぱり落ち着きます。

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特急到着から数分で出発。右手に車両基地を見つつ、先ほど通った線路を戻ります。

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お隣の北宇和島駅。

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ここで線路が分岐し、予讃線から予土線へと入ります。予土線には特急が走ってないため、今回普通列車を利用しています。
ちなみに予讃線の特急は北宇和島に停車しないため、特急を利用して予讃線と予土線の乗り換えを行う場合は北宇和島-宇和島を往復する事になりますが、運賃計算の特例によりこの往復区間の運賃は不要(北宇和島で乗り換えたとして計算)、というルールがあったりします。ただし、これは乗車する列車のどちらかが分岐駅を通過する場合にのみ認められるもので、双方とも停車する普通列車同士の場合は適用されません。まあ、フリー切符には関係の無い話ですが。

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予土線に入り、少しの間はこのような住宅地を走りますが。

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すぐに予土線最大の難所へと入ります。急な上り坂かつ急カーブも連続するため、全くスピードが出せません。

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この北宇和島-務田の1駅間は距離6.3km、所要時間は14分となっています。平均速度にすると、27km/hですね、めっちゃ遅いです。

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トンネルを抜け1駅過ぎるとこのような景色に。

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次の駅で列車交換、と思ったら何か珍妙なのがいますよ!?

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後ろはこんな感じ。まあたぶんこっちの方が「前」なのでしょうけどね。この車両は「鉄道ホビートレイン」と言われており、普通車両を0系っぽく改造した車両です。あくまで「ぽい」だけで、そもそも1両編成の気動車であり、最高速度は200km/hには遠く及ばない95km/hです。

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急勾配や急カーブはなくなったものの、引き続き低規格な線路が続くため、速度は抑え気味です。

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ススキ、でしたっけ。いい感じですね。

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列車本数が少なく低規格な予土線ですが、列車交換可能駅はそれなりに残っています。

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山肌でしょうか、崩れちゃったのか、崩してるのか。この辺りは豪雨災害の地域のはずですからね。

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山の中を走り、たまにポツンと駅が出てくるのがしばらく続きます。

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線路、落ち葉まみれですね。

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あれ、橋流されてません?

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綺麗な第四種踏切が撮れました。踏切のうち、警報機も遮断機も無いタイプを第四種と言います。両方ある一番一般的なやつは第一種です。

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線路脇に色々並べられていますが、保守関連の何かでしょうか。

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注意信号によりさほど速くないスピードを落としながら、江川崎駅に到着。ここで10分ほど停車するそうです。

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車内にトイレはないため、駅のトイレへ。ついでに駅外へ出て駅前の様子も撮影。

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駅にはよく分からないものも設置されていました。西日本一暑い駅だそうですが、はて。

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駅舎よりホームを。

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ホームに接してるもの以外にも何本か線路がありますが、構内踏切は埋められているなど、使えない状態になっています。

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駅名標。決して髪の毛は関係ありません。

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ホームより駅舎側。

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ホームの高さは低いままで、車内のステップも合わせて2段上がらなければいけません。

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対向列車が来るわけでもなく、時間になりましたので出発。どうやらただのトイレ休憩だったようです。

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鉄橋を渡りまして、後年に建設された区間へ。

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線路が高規格になってスピードが上がり、また右手には四万十川が姿を現します。

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なんとなく極彩色モード。

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単線かつ短いホームの半家駅。

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この辺りから川と山を貫いて比較的真っ直ぐに引かれた線路を走ります。スピードも上がります。

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江川崎から40分ほどで信号場が出現。予土線の施設上の終点、川奥信号場です。ここは土佐くろしお鉄道中村線から予土線が分岐する地点となっており、窪川方面へは、この場所から土佐くろしお鉄道へと乗り入れる事になります。予土線の列車同士で列車交換。

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土佐くろしお鉄道へと入り、再びトンネルへ。ここからはJR線ではなくなるため、青春18きっぷ等JRのみ有効な切符の場合は乗り入れ区間の運賃を別に支払う必要があります。今回私が使用してる切符はこの区間もフリー区間に含まれているので、別運賃は不要です。

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坂を下りつつ、まもなく終点です。

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留置されてる車両を見つつ、一番右側の半専用ホームに到着。

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終点、窪川に到着です。

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左端のホームは土佐くろしお鉄道専用ホームで、中村線の普通列車が停車しています。

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高知方面より、土讃線の窪川止まりが到着。

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なんかいました。ニャー。

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車両側面に設置されてる車側灯。赤い物は扉の開閉と連動してると知ってる人も多いと思いますが、その下の白色まで点灯してるのはレアですね。故障表示か何かだったはずですが、終着でごそごそしてる関係で点灯してるのでしょうか。

特急「あしずり」6号 窪川→高知

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中村より特急「あしずり」が到着。土佐くろしお鉄道とJR土讃線を直通運行してる特急で、ここまで土佐くろしお鉄道の線路を走行してきました。窪川からはJRの路線になるので、乗務員も交代です。

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一応座る予定だったのですが、なんとなくで前に立つ事に。JR四国の特急は全て車両客室の前後両方にデッキがあるので、前に立つのは割と簡単です。先頭がグリーン車の場合はグリーン料金が必要になりますが。

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特急が走る区間なのですが、一部分岐器は高速での通過が不可能なスプリングポイントが使われています。そのため、駅が近付くとスピードをかなり落とし、通過後に再び加速、という感じになっています。

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かなり海が近くなる区間も。「しおかぜ」で見た瀬戸内海とは違い、こちらは太平洋です。

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特急「あしずり」同士で列車交換。

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港近くを走っていきます。

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普通列車と列車交換。

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四国第三の川、仁淀川を渡ります。

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川を渡ると伊野駅に停車。この辺りから路面電車も並走するようになるため、高知近郊と言ってもいいかもしれません。

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その路面電車が走ってるのを発見。ラッピング車ですね。

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高知駅が近付き、線路が高架に。非電化高架で、どんどん駅を通過していきます。

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特徴的な屋根を持つ駅が近付いてきました。信号に従い速度を落とします。そういや、結局検札受けませんでしたね。車掌自体は来たは来たのですが、スルーされました。

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ポイントを渡り、右側のホームに進入。高知駅です。

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特急「あしずり」は高知が終点。

特急「南風」20号 高知→多度津

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というわけで、同じホームに停車中の特急「南風」に乗り換えます。

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後免方面より、土佐くろしお鉄道の車両が到着。宝くじ号って書かれてますね。

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それと入れ替わるように、「あしずり」だった回送列車が出発。前は南風や宇和海と同じ2000系でしたが、後ろはエンジン強化等が行われたN2000系だったんですね。

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駅前には路面電車が乗り入れています。

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時間になりましたので出発。引き続き先頭デッキ立ちです。先に出発した回送はすぐそこの留置線に入ったようです。

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単線非電化ではあるものの、まだまだ高知近郊であるため列車本数はそこそこあります。

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駅横にある本線とは関係ない線路を回送列車が走行中。どちらかと言うと試運転な気もしますがどうなんでしょう。

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その先右手には高知運転所という車両基地があります。かつては高知駅構内にあったそうですが、高知駅の高架化によりここに移転されたとのこと。現在高架化事業中の松山駅も同じような事になるのでしょうね。

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駅や列車が謝罪してる事で有名な後免駅。土佐くろしお鉄道のごめん・なはり線が右に分岐していきます。

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高知近郊の終わり、土佐山田駅に停車。

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土佐山田を出ると線路は上り坂になり、一気に雰囲気が変わります。

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上り坂の途中にある新改駅。スイッチバック式の駅となっており、停車する普通列車は進行方向を変えながらホームに入ります(5枚目)。一部の普通列車及び全特急列車は通過のため、直線となってる本線をそのまま通過していきます。

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橋の上にホームがあり、線路合流部がトンネル内に入ってるなど何かと面白い土佐北川駅。
特急同士の列車交換かと思いましたが、よく見ると方向幕が試運転表示になっています。また、思いっきり撮り損ねましたが、この試運転列車は先頭車1両のみでした。気動車は1両単位での走行、増結等が可能となってるものが多く、実際四国内での先頭1両のみの本線走行というのはたまに耳にします。しかし、まさか実際に遭遇するとは。

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これまでの路線と違い、土讃線のこの区間は四国山地を直接縦断するため、勾配、カーブ共にトップクラスとなっています。しかしそこはド幹線を往く特急列車。振り子を活用しつつ強力なエンジンによって力強く山を越えていきます。
ただ、座ってるのならまだマシだったのですが、立っていると揺れが直に来るため、結構きついです。めっちゃ揺れる。

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大歩危・小歩危で知られる景勝地、大歩危駅に停車。なんか妖怪がいますね。

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大歩危を出ると、自動放送による大歩危・小歩危の案内が入りました。「トンネルも多くなっていますが景色をお楽しみください」的な感じで。せっかくなので、4枚目は極彩色モードにしてみました。もう12月ですが、まだ綺麗に写るものですね。

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並走する国道で木材を運ぶトラックを発見。たぶん昔は鉄道が運んでいたのでしょうね。いや、知りませんけど。

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土讃線主要駅の一つ、阿波池田駅に到着。2〜4番線が全て埋まってる中、左端の1番線に到着。土讃線の普通列車がそれぞれの方向に折り返す他、徳島への普通・特急列車も発着してる大きな駅です。

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特急のため、長時間停車などという事はなく、すぐに発車です。

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隣の佃駅にて、南風同士で列車交換。待避してる高知方面行南風の横を通過します。

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徳島方面へ向かう徳島線の分岐点は阿波池田ではなく隣の佃となっています。右へ行けば徳島ですが、岡山方面へ向かう南風は左へと折れます。

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そして吉野川を渡ります。

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そして川を渡り終えると、また一気に山を上っていきます。

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そしてその急な上り坂の途中に、再びスイッチバック駅が出てきます。こちらも特急はスイッチバックを行わず、本線をそのまま通過していきます。暗くなってきたためにめっちゃブレちゃってますけど。

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待避してる普通列車の横を高速で通過。夕日に照らされた山が綺麗です。

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こういう時こそ極彩色モード。うん、赤い。

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山越えが終了し地平に下りてきまして、頭上に架線も復活すると琴平駅。左奥には岡山から来たと思われるJR西日本の車両も見えます。

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出発進行。右手には、高松と琴平を結ぶ私鉄のことでんの列車が見えます。夕ラッシュのためか、2本繋いだ4両編成になってますね。

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架線の下、平野の直線部を煙を上げて疾走します。この辺りは国鉄末期に電化された区間で、費用抑制のために安い敷設方式が採用された結果、電車の最高速度が制限されており、架線を使用しない気動車の方が速く走れる区間となっています。一般的に気動車より電車の方が高性能なため、このような区間は珍しいです。

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右にカーブしつつ左からの予讃線と並走。

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一番右に特急列車を見つつ、左側に進入。予讃線との分岐駅、多度津です。およそ7時間ぶりですね。たった7時間で四国の西半分を一周出来るとは、特急ってほんと速いんですね。まあ、特に南風の無茶な山越えのために若干フラフラになってましたが。

快速「サンポート南風リレー号」 多度津→高松

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同じホームの向かい側に停車中の快速に乗り換え。高知と高松は直通する特急もあるにはあるのですが、ほぼ1時間に1本走ってる南風より圧倒的に本数が少ないため、一部列車については多度津-宇多津で「南風リレー号」という快速に接続する形をとっています。
予定ではギリギリまで特急に乗っていようと宇多津で乗り換える予定だったのですが、そうすると快速で座れない確率が高そうな気がしたので、予定を早めて多度津で乗り換えです。進行方向向ける席については埋まってましたが、なんとかボックスシートに座る事は出来ました。

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40分ほどで終点高松に到着。

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切符回収されたりしないよなとビクビクしながら自動改札に切符を通し、無事切符を手に取って外へ。イルミネーションでしょうか、結構綺麗な感じでした。

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まあ用事があるのは駅の外ではなく中にあるコンビニなので、撮るもん撮ったらさっさと戻ります。高松駅の改札外にある大きめのセブンイレブンで、明日の朝飯とお茶を購入。ついでに目の前にあった時刻表も撮影。

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高松駅は、JR四国では2駅しかない自動改札の導入駅となっています。ちなみにもう1駅は高知駅です。

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切符を通し駅構内へ。ちょうどお月様が見えました。

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駅構内には簡単なコンビニのほか、連絡船うどんといううどん屋さんもあります。

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高松駅は頭端式という行き止まり式の駅のため、全ホームへ段差なしで向かえるほか、改札口から見ると全列車の停車位置が揃ってるという特徴もあります。

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高松駅に到着し乗り換える客のための乗り換え案内も設置されていました。これは予讃線→高徳線の客向けですね。

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新型特急と、国鉄車両を魔改造したリニューアル車の並び。

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先発列車が発車し、私が乗る「しまんと」が表示されました。ちなみに発車までまだ20分以上ありますし、まだ入線さえしてません。

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隣に停車中の、新型車両による特急「いしづち」号。2014年に導入され、それまで残っていた予讃線電化区間における気動車特急を置き換えました。

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予讃線は、言ってしまえばトンネルが狭いまま無理矢理電化したために天地方向寸法の制限が相当厳しくなっており、パンタグラフが設置されてる部分だけ屋根が低くなっています。

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発車のおよそ15分前、特急「しまんと」が入線してきました。車庫からの出庫のようで、折り返し整備等なくそのまま乗車。前側の車両に乗ったのですが、1両のうち半分のみ指定席という構成になっており、客室ドア上部の表示が前(指定席側)と後ろ(自由席側)で違ったりしてました。まあどうせ真っ暗で何も見えないので、前でなくとも何の問題もありませんが。
私の後ろに着席したサラリーマンが軽食を食べ始めてしまい、若干空腹が刺激されてしまいます。高松で弁当買って車内で晩飯にしても良かったかもしれませんね。

特急「しまんと」7号 高松→高知

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言わずもがな、四万十川を由来とする特急「しまんと」。瀬戸大橋が開業する前は「南風」が高松発着で運行されていたのですが、瀬戸大橋開業により「南風」は岡山発着へと変更。高松発着のままとされた列車が「しまんと」となりました。

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お隣には、JR四国ではレアな113系が入線。と言ってもJR東日本の中古を魔改造したもので、番号も新たに付与されておりこれを113系に含めていいのかは若干疑問が残りますが。

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ここで今回使用している切符とその説明書。切符は3枚発券され、うち1枚は説明書(上)。実際に使用するきっぷは「ゆき」(左)と「かえり」(右)となります。
効力は、「ゆき」は出発地から四国周遊区間内の最初の下車駅まで有効。そして、「かえり」切符を用いて有効期限内なら四国周遊区間内が乗り降り自由となるほか、四国から岡山を経て到着地への文字通り「かえり」の切符としても機能します。
「ゆき」切符には特急で受けた車内改札の判子のほか、新幹線の自動改札機で印字される入出場記録も入っています。今回高松で外に出た事により「ゆき」切符は終了となり、以後は「かえり」切符で3日間過ごす事になります。なお、出発前に既に「しまんと」の検札を受けたため、「かえり」切符にも判子が入っています。

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高松を出て、途中の多度津。岡山方面への南風の姿が見えますが、あれ、普通車を挟んだアンパンマン列車って、朝に見ませんでしたっけ。

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多度津では停車時間を長めに取りごそごそと。というのも、特急「しまんと」は1往復を除いて岡山からの「南風」と連結する事となっており、その連結作業をしていたのです。前方に南風が停車しているところに、しまんとが後ろから連結。合計5両となります。連結部には特急らしい踏板が設置されています。

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途中、阿波池田への下り坂の途中。若干ですが町の灯りが見えます。

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そして阿波池田駅の駅前は飾り付けがなされており、キラキラと光っておりました。

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途中、岡山方面行特急の待避のため停車駅以外で2回停車したり、少しうとうとしたりしつつ、高松から2時間半程度で終点高知に到着。道中は真っ暗でまあ何も見えませんでした。

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JR四国では大変貴重な自動改札機。切符を通して外に出ます。ちゃんと切符は戻ってきました。

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改札を出たとこにあるはりまや橋の模型っぽいもの。高知に来るのは3回目くらいですが、はりまや橋って見た事ないんですよね。

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クリスマスツリーっぽいものもありました。

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駅の外へ。ふとホームの方を見てみると、多度津で連結した両列車が切り離されていました。南風かしまんとかあしずりかは知りませんが、単独運行になるとしたら5両は過剰ですもんね。

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駅前にある可搬式の像。台風等の際は取り外されるのをよくニュースで見ます。

さて、ホテルへ向かうとしましょう。てくてく歩き、途中にあるスーパーで晩飯探り。幸い、弁当もおにぎりも安いお茶も見つける事が出来たので、コンビニに戻ったりする必要がなくなりました。
ただ、会計時に若干問題が発生。まずレジが、商品読み取りは店員がやるものの精算はセルフというまあ面倒臭い方式になっておりまして。で、クレジットという項目があったのでカード使えるんだと手持ちのカードを入れたところエラー。どうやら、そのスーパーが発行しているカードしか使えないそうです。先言うてーな。どうやらEdyも使えるらしく、いい機会だと思い、物凄く中途半端に残ってる手持ちのEdyカード2枚の残高を0円にした上で、さらに残った53円を現金精算。今回の旅は現金使わずにいけるかなと思ったらそんな事はありませんでした。

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四苦八苦しながらもなんとか弁当等をゲットし、ホテルへ。ホテルではちゃんと手持ちのクレジットカードが使えました。

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部屋は一般的なビジネスホテルで、ベッドはちょい広め。エアコンは家庭用っぽい室内機が付いておりました。風呂もそこそこで、「普通」の部屋ですね。ただ、値段は高知らしくお安かったので、価格から考えると非常にいい部屋です。

先に弁当を食べてしまい(スーパーでレンチン忘れた上、部屋にレンジはさすがになかった)、ついでに弁当だけでは足りないかなと買っておいたホットドッグも食べ、その後お風呂へ。
今日の整理と明日の準備を行い、23時半頃就寝。明日はそこまで早いわけではありませんが、入りが21時過ぎと比較的遅めだったため、さっさと寝るに限ります。まあ、緊張のためか、少し寝付きは悪かったですが。というか、旅中緑茶ばかり飲んでるのも影響してるのでは?


その2→

 

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