2014年春季 高知行

その1

 
今年の青春18きっぷの旅、その二回目の目的地は高知です。
なぜ高知かと言いますと、四国の奥の方まで行ってみたいというのと、「土讃線(土佐〜讃岐)がめっちゃ酔う」という話を聞き、面白そうな路線だなと思ったからです。
 
今回の簡単な行程は、前回同様に、朝大阪駅を出発して岡山へ。そこから瀬戸大橋を渡り、四国山地を越えて、高知駅に。高知駅周辺で一泊して、同じルートで帰ってくるというものです。
 
今回は夜行の交通手段は使用しないので、高知周辺でホテルを取ります。また、行程が二日間に渡るので、青春18きっぷを二回分使用することになります。
最初は高知を越えて四国をぐるっと一周できないかなと思っていたのですが、西半分だけでも二泊三日かかってしまうので断念しました。駅寝を習得出来れば安く済むのですが……。
 
※写真はクリックで拡大できます。もしクリック出来ない場合は、前後の写真をクリックすると関連写真的な感じで拡大写真を見ることが出来ます。

 

普通 大阪発 西明石行

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大阪駅のJR神戸線始発列車より旅スタートです。朝5時なのでまだ真っ暗ですね。
なお、JR神戸線とは、東海道本線の大阪駅から山陽本線の姫路駅までの愛称です。「大阪駅から神戸の方へ行く路線」という感じです。
 
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大阪駅を出て最初に渡る淀川です。電車のライトによってやっと橋と分かるレベルですね。都会と言えども、特に朝は暗いのです。 

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尼崎を出発した所。尼崎駅周辺のポイント部分には明かりがありました。

写真から分かる通り最初は一番前で立っていたのですが、寝不足で大変な事になりそうだったので、この後座って終点まで寝ました。仮眠するだけで結構違うものですね。

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というわけで西明石駅に到着。トイレに行くついでに跨線橋からの景色をパシャリ。日の出前の空気はかなり好きです。寒かったですけど。

普通 西明石発 姫路行

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まだ朝の時間帯(6時20分)ですので、新快速は走っていません。よって、普通電車で西へ西へ向かいます。
通学客がチラホラと居ましたね。

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普段使用する新快速が発着する2番線とは違い、初めての6番線からの発車です。
西明石駅より東は複々線、西は複線となったいるため、西明石駅の西方で複々線が複線に収束されます。左手に折り返しに使えそうな引き上げ線を見つつ、複線となって姫路を目指します。

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しばらく走っていると日の出の時間がやってきました。これだから始発出発はやめられない!

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相変わらず本数が多い貨物列車。本日も貨物輸送ご苦労様です。

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加古川駅も綺麗に輝いています。列車が二本止まっていますが、一本はもしかしたら新快速ですかね?

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途中で線路の間になにやら白いものを発見。雪なのか、石灰なのかは不明です。

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日が昇ってくると、新快速もビュンビュン走り始めます。線形がいいため、ほんとに速く走ります。

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姫路駅の少し手前で新幹線を発見。姫路駅停車列車のようで、比較的長い時間並走しました。
電車でGO!で得た知識によると、新幹線が停車する時は自動ブレーキによって段階的に減速し、ホームに進入する時には70km/h以下となっているため、性能のいい列車なら追いつく事が可能のようです。

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姫路駅。朝日がまぶしいです。

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到着。逆光がいい感じ出してますね。 ここでしばらく次の電車待ちです。

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姫新線の列車は二編成止まってるのがデフォなのでしょうか。いつも二編成止まってる気がします。

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山陽本線三原行き。岡山に行くのでこれに乗ってもいいのですが、それでは前回とまったく同じルートになってしまって面白くありませんので、少し遠回りをします。よって、これは見送ります。 

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寒かったので待合室に入ってボーっとしてると扉が目に入り、「あ、あんなとこに鍵穴あるんだ」と、ふと気付きました。個別ロックでもするんですかね?

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大阪方面行きの新快速電車。なんだかんだでよく見ます、軍師官兵衛のラッピング。

普通 西明石発 播州赤穂行 (乗車区間 姫路〜播州赤穂)

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乗るのはこちら、播州赤穂行きの列車です。
姫路から岡山へ向かう場合は山越えをする山陽本線と、比較的海側に迂回する赤穂線があり、今回は赤穂線を通ります。
迂回する距離に加え、複線の山陽本線と違い赤穂線は単線のため、山陽本線よりも時間がかかりますが、それも含めて予定を組んでるので問題なしです。 

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赤穂線は相生駅からのため、そこまでは山陽本線を走ります。すると回送列車が。
予想ですが、恐らく私が姫路駅まで乗ってきた普通電車と思われます。ここで折り返して姫路発の電車になりそうな感じですね。

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こちらは網干駅。車両基地がある駅なので、この駅を始発・終着とする列車が多く設定されています。写真では大阪方面行きの列車が左右に二本いることが分かります。

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そして、相生駅を出発です。右手が山陽本線で、単線の赤穂線は左へとカーブします。

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分かれるとすぐトンネルに入ります。

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トンネルを抜けると、このように平地をまっすぐ進んで行きます。まっすぐですが、そんなにスピードは出ません。

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駅の部分さえもまっすぐです。まるでホームがおまけのように見えます。このような駅は俗に「棒線駅」と呼ばれたりします。
相生駅と播州赤穂駅の間にある西相生駅、坂越駅は共に棒線駅です。

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右にカーブを切り、播州赤穂駅に到着です。乗ってきた電車は、折り返しの野洲(滋賀県)行きとなるようです。

普通 播州赤穂発 岡山行

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赤穂線は播州赤穂駅で運転系統が分かれているため、ここで乗り換えです。213系は初めて乗りますね。
※212-○○、213-○○と書いてる車両は213系となります。同様に、102-○○、103-○○なら103系、104-○○、105-○○なら105系と言います。

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先頭部分にこの程度のスペースがあれば普通なら椅子が置いてありそうなものですが、この車両は運賃箱があるだけでした。その運賃箱も使用していないらしく、カバーがかかっています。
珍しいと思いつつも、前が見やすくてラッキーと喜んでおりました。

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また、他の車両では扉付近の椅子はボックスシート(向かい合わせ)になっていて、座りながら前が見れるものではないのですが、この車両ではそれがなくとても前が見やすい構造になっていました。右の写真は椅子に座りながら撮った、着席時目線のものです。

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まあ、結局立つんですけどね! 前面展望するには少し距離があったので、前まで行って立つ事にしました。出発したばかりで体力も余ってますし。というわけで出発。

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信号場のように見えますが、過去はもっと規模が大きかった感じがします。まるでここに貨物駅があったような、そんな感じが。

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一部区間では山陽新幹線と並走します。新幹線はスピードが速くて撮るのが一苦労です。

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単線恒例の対向列車待ちです。田舎特有の自然の空気を楽しむ時間でもあります。

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線路に板のような物が置いてある、これだけでも踏切と言ったりします。警報機や遮断機などがない場所を通る時は、列車が警笛を鳴らして注意喚起します。

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晴れてるだけあって、川もとても綺麗です。

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山陽本線、山陽新幹線と合流する東岡山駅。もう岡山駅は目の前です。

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岡山駅手前。津山線の快速、津山行きが待機していました。

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そして岡山駅に到着。

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四国方面のホームに移動すると、停車していた特急南風号。これを使えば高知まで乗り換えなしで行けるのですが、残念ながら青春18きっぷでは乗れません。

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そして北側を見ると、見覚えのあるキャラクターが描かれた車両が。どうやら美作国建国1300年記念事業とやらの一環で「ナルト列車」なるものが運行されていたようです。
記念事業終了に伴い、3月30日のラストランを持って運転を終了したらしいです。

 

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