北斗星

その1

青春18きっぷを使用しない「その他の旅」、二回目の目的は、ブルートレインでお馴染みの寝台特急「北斗星」です。

「北斗星」は、上野〜札幌で運転されている寝台特急列車です。今や各方面に走っていた寝台列車も絶滅危惧種となり、この北斗星も2015年8月で廃止される事になっています。
トワイライトエクスプレスと同様、昔から名前だけはずっと聞いていた列車なだけに、そして最後のブルートレインという事もあり、絶対乗りたいと思っていました。その思いが限界となり、ついに窓口で余っていたB寝台を購入、今回の旅を決行する事となりました。はい、ほぼ衝動買いみたいなもんです。そして理由は前回と一緒です。

では今回の大まかなルート。まず、大阪の関西空港より飛行機で札幌に向かい、夕方に発車する北斗星上野行きに乗車。上野から普通電車で御殿場線を経由しつつ、静岡の三島駅へ。そこから新幹線に乗り、新大阪到着という感じです。1泊2日(車中泊)となります。
飛行機はもちろんのこと、1月中旬と青春18きっぷ使用期間外のため、札幌から大阪までの正規運賃を割引なしに支払って普通乗車券を購入しています。その運賃なんと22,970円。また、普通乗車券は距離が長くなればなるほど有効期間が長くなる規則があり、今回の乗車券の有効期間はなんと10日間となっています。寄り道なしで移動してるため25時間しか乗りませんが。

なお、前回トワイライトエクスプレスに乗った時は父親との二人旅でしたが、今回はいつも通りの一人旅となっています。では、参りましょう。

※写真はクリックで拡大できます。もしクリック出来ない場合は、前後の写真をクリックすると関連写真的な感じで拡大写真を見ることが出来ます。

目次

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今回の始発駅はいつもの大阪駅ではなく、ミナミの難波からほど近い新今宮駅です。
まず関西空港へ向かうのですが、青春18きっぷによるJR縛りがないので、JRと南海電鉄という私鉄の二つの選択肢が生まれます。そこで、普段は乗る事のない南海で行こうとなり、南海の新今宮駅にやってきました。
朝の通勤ラッシュ時間帯にモロに当たってしまったため、ここに辿り着くまでに結構体力消費してしまいましたが。

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関空方面へのホームに着くと、丁度特急ラピートが停車。ラピートは南海の特急で難波と関西空港を結んでいます。これに乗れば快適で速いのですが、特急料金払うような余裕はないため見送ります。ただでさえ普段の倍以上の旅費なんですから……。

南海電鉄 空港急行 新今宮→関西空港

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こちらも同じく関空への連絡列車である空港急行に乗車。と言っても行き先が空港なだけのただの急行です。列車前面撮り忘れましたが、大体2枚目みたいな感じです。
車両はかなり新しいものらしく、また既に8時を過ぎている事に加え都心とは逆方向への空港だからなのか、混雑はなくかなり空いていました。

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次の天下茶屋駅にてラピートとすれ違い。ラピートは結構な頻度で走っている上にその車両が独特で、南海のシンボルのようにもなっています。

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天下茶屋を出ると複々線が終了したかのように見えますが、すぐにまた複々線となります。これは、新今宮〜天下茶屋は南海本線(難波〜和歌山)と高野線(難波・汐見橋〜高野山)のそれぞれの複線、天下茶屋の次の駅から先は南海本線単独の複々線となっているのです。

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相変わらず地元関西の事に関しては無駄に饒舌になっていると右手に車庫。車庫が終わると同時に複々線も終わり、複線で大和川を渡り、大阪市を後にします。

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南海は民間資本による日本最古の私鉄で100年以上の歴史があり、そのためかただ単に改修を進めていないだけなのか、所々に古さを感じます。
上り線と下り線で改札が完全に別なところはそこそこありますが、ホームも千鳥式と言われる離れてるタイプは関西では南海の割合が高い気がします。50年前の車両が現役で走っていたり、木造駅舎が残っていたり、色々と特殊な会社と思います。

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一方で渋滞緩和のための高架化などやる事はやっていて、1・2枚目は左側に建設中、3・4枚目は完成しています。

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関空の近くの無駄に高いビルなどが見えてきました。

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本線と空港線の分岐駅であり、最近高架化が完成した泉佐野駅。雨が強くなってきて滑りまくりです。電車は滑走や空転を起こすと音が変化するため一発で分かります。

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空港急行なので、特に乗り換えなどなくそのまま出発。格安航空会社のPeachとコラボし、Peach塗装となったラピートとすれ違いつつ、立体交差で本線と分かれます。

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そのまま単線高架で今度は複線のJR線をくぐり、一番左(南)側でりんくうタウン駅に到着します。雨で分かりにくいですが、右にJRの車両が見えます。

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りんくうタウンを出るとJRの線路と合流します。それぞれ南海は外側、JRは内側です。さらに道路の高架も合流します。

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ちょっと晴れてきましたかね?

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道路を上に乗せた二層構造の橋で海を渡ります。関西空港は泉佐野から5kmの沖合いにある人工島にあるため、陸上交通はこの関空連絡橋が唯一のアクセス手段となっています。在来線の鉄道橋としては最長でもあります。
ただ、海上にある橋のため強風時は通行止めとなってしまうのが痛い点ではあります。

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2〜3分ほど走ると頭上の道路が左右に分かれ、関空島に着きます。橋という事で直線なので、スピードは結構出ます。

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左を見るとまさに今着陸する飛行機が。この渡りきったすぐの場所は離着陸機が間近に迫るポイントでもあります。なぜならすぐ左に滑走路があるためです。

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JRの特急はるかとすれ違い。線路を共用してるため、南海とJRがすれ違う事も日常茶飯事です。

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高度を下げながら左カーブ。共用部のため、標識もJR仕様となっています。保有してるのはJRではなく関空なのですがなぜかJR仕様です。

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橋から90度左に曲がったところで一番左の線路に入り、終点関西空港駅に到着です。1枚目の写真で左2線が南海、右2線がJRのものとなっていて、それぞれ島式ホーム1つと線路2本を持ちます。

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ラピートも停車していますね。ちなみに暗いですが一応地上1階です。

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2階に上がり、ICOCAで改札を抜けます。大荷物対応という事で自動改札機の幅も広くなっています。

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左を見ると第一ターミナル、改札正面は券売機、改札口は南海とJRで色分けされています。

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ですが、向かうのは改札を出て左ではなく右側です。空港あるあるの一つ、動く歩道もありますね。大阪だと梅田駅にいくつも設置されてるので珍しくもないのですが。

無料連絡バス エアロプラザ(第一ターミナル近く)→第二ターミナル

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事前に調べたとおりバス乗り場に行くと、丁度バスが居たので飛び乗ります。いやまあ普通に運転士さん待ってくれましたけども。
発車直前ということで結構混雑していて、私は乗った前扉すぐのとこからもう先に進めなくなりました。逆に前見れるのでラッキーですが。

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バス特有の大きな窓に張り付くことが出来て若干テンション上がりつつ、第二ターミナルへ向かいます。今回利用する航空会社は先ほどラピートとコラボしていたLCCのPeachです。貧乏旅ですからね。
そのPeachはLCCという事で、LCC用の第二ターミナルを利用する事になります。関空は人工島が二つ並んでおり、それぞれに滑走路が一本ずつあります。そのうち、一期島と呼ばれる島は関西空港駅や第一ターミナルがあり、基本的には一期島のみを利用する事になります。一方、今向かっている二期島は本州から遠い方で鉄道の駅もなく、このような連絡バスによる移動となっています。二期島にある第二ターミナルは2015年1月現在Peachのみ使用していて、Peach利用者は第二ターミナルを利用します。

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貨物トラックなどが利用する貨物地区への検問所(?)の横を通り過ぎ、右カーブして連絡部分を通過します。正面にPeachの機体が見えたところでさらに右カーブ。さっきのラピートと本当に同じ塗装してますね。

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海を挟んだ向かい側にエアロプラザ(商業施設)のビルが見えます。

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駐車場が見え始め、エアロプラザから5分ほどで第二ターミナル前に到着です。経費削減のため平屋建てと聞いていましたが、本当に高いものがないですね。

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とりあえず中へ。色々むき出しな上に真っ白です。白すぎて気持ち悪いです。

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一応コンビニやATMなどもありはしますが、それでも物凄い簡素化されています。

さて、時刻は9時過ぎ。一人で飛行機に乗るのは初めてという事や、第二ターミナルへの移動や保安検査場早めに通過などと聞いていたので早めに到着するようにしましたが、いくら何でも早すぎましたね。
出発予定は10時35分。1.5時間前に着いてしまいました。国際線じゃないんだから……。
とりあえず自動チェックイン機で搭乗手続きだけ済ませ、しばらく待つことにします。混雑時に並ぶ事も想定していたのですが、全然混んでなく、また手続き自体もバーコードを読み込ませるだけと一瞬で終わりました。

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うろうろしたりボーっとしたりトイレ行ったりしつつ20分ほど潰したところで保安検査場へ。特に何か引っかかる事もなく通過です。ポケットに色々入れるタイプなのでそれらを取り出すのと再度入れるのが面倒でしたが。
やはり簡素な保安検査場を抜けるとショップなどがあり、さらにその先に待合室がありました。ついでに何故かテレビカメラも入っていました。
まあそんなものは気にせず、手前のタイプではなく奥の普通の椅子に腰掛けて待機します。

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まあ少なくとも1時間は暇なので色々見て撮って周ってみましょう。まず、1枚目、福岡と新千歳の下に準備中という札がぶら下がっています。搭乗中とかに切り替わったりするのでしょうか。
2枚目は時刻表みたいなやつですかね、行き先便名登場口と出発時刻が書かれたディスプレイです。当然日本語の他に英語、中国語、韓国語など多言語で表示されます。
上から10:25福岡91番ゲート、10:35札幌92番、11:30沖縄94番、11:30仙台91番と表示されています。私は92番ゲートですね。

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「ご案内」と書かれたボード。「出発遅延便」と「以下の便は目的地に着陸できない場合、関西空港に引き返す可能性がございます」の項目があり、かなり使用されているであろう汚れが見て取れます。
冬という事もあって荒れた天気が続き、前日まででも特に札幌に着陸出来ず、引き返してきた便がいくつもありました。今回、遅延や到着出来ない可能性を考慮して、札幌に早めに着くように設定しています。今日の天気予報見る限り大丈夫っぽいですが不安です。

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手荷物のサイズ制限などの看板に、閉ざされた出発口。スタッフの影も見えません。

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天井を見てみると、やはり色々むき出しです。気にしなければ気になりませんけどね。

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10時過ぎ、ようやくスタッフ登場。と言ってもまだ案内などは皆無ですが。

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ディスプレイが更新されていました。福岡行きは20分遅延の上搭乗中、仙台行きはゲート変更。札幌は影響なしですね。

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さらに30分後の10時半前、ようやく搭乗開始です。5分前改札ってレベルじゃねーぞ。

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途中一応窓が付いてる場所も。

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ゲートで搭乗券を見せ、徒歩で移動します。とことん削ってますね。

Peach MM103便 関西国際空港→新千歳空港

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搭乗はタラップつまりは階段です。まあ当たり前ですよね。

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エンジン大きいなーなどと思いつつ、一人ずつ中へ。すれ違いも出来ないような通路が一本のみであり、その通路に立ったまま荷物を入れようとするため、毎度大混雑です。

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なんとか着席。追加料金を払って事前に指定しておいた窓側の席です。荷物もリュック一つなので上に入れる事はせず、座席下に置きます。相変わらず観光バス並みのシートピッチで狭いです。
ちなみに座席は指定しなければ自由席というわけではなく、搭乗手続き時に自動指定されます。

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しばらく白めの写真が続きますがご容赦のほどを。窓越しに別の機体やターミナルが見えます。

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10:50、扉が閉まり動き出しました。以前は扉が閉まると電気機器使用禁止でしたが、最近規制が緩和されてデジタルカメラなど電波を出さないものはOKになりました。引き続き電波は出せないので、携帯電話は電源ごとオフです。
飛行機の出発時というのは特に大きな空港の場合、専用の車両で機体を後ろに押すプッシュバックというものが行われますが、ここでも経費削減という事で、スペースを充分に取りタラップを使用する事、さらには中型機である事を利用してプッシュバックを行わず自力で180度ターンの上、滑走路までの道である誘導へ出ます。

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ブレーキを使用してる様子。翼の一部を持ち上げて空気抵抗を増やす事でブレーキとしています。もちろん地上走行時にこれでは中々止まれないのでタイヤにもブレーキは入っています。

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連絡部分を渡り、二期島から一期島へ。離陸は基本的に一期島にあるA滑走路から行われるため、移動しています。

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やはり一期島の方が賑やかですね。二期島のB滑走路に着陸しようとしてる飛行機も見えます(3枚目右やや下)。

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ほぼ北東の端、鉄道に一番近い場所までやってきました。いよいよ離陸です。

カメラ使用可能という事で特に設定などもしないままですが動画を撮ってみました。自動で音絞ってるのか、全然うるさくないですが、実際はとてもうるさいです。
11時頃、離陸開始。エンジンフルパワーにより物凄い力がかかりながらもぐんぐん加速。途中で風が吹いたのか軌道修正なのか左右に激しく揺れながら無事離陸。ふわっとなる感じがどうも苦手で既に酔ってきました。
その後航路に従い高度を上げながら大阪湾を飛行します。

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まだまだ上がってる途中。正面に見える陸地は淡路島でしょうか。

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雲の上まで上がってきました。

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1枚目左上に見えるのは明石海峡大橋ですね。という事は、この陸地は神戸ですね。

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大阪の川。上からみると地図どおりというのがよく分かりますね。

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これは……もしかして琵琶湖でしょうか? 形は似てる気はしますが、どうなんでしょう。

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程なくしてこんな雪景色も。

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上空で見る飛行機雲。1枚目中央部に1/4円周みたいなものが見えますが、これカメラの汚れか傷です。すみません。

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雲の下に見える雪の街。場所的には北陸ですかね。

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ちょうど雲の切れ目に見えた見事な山脈。立山連峰辺りでしょうか。適当に言ってますが。

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そこから20分ほどでこんな平地に。ちなみに写真撮りまくってますがずっと酔ってて気持ち悪いです。やはり飛行機はダメなようですね……。高速バスと違って1〜2時間程度で着くので我慢出来ますが。

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こんなぐねぐねした川ならさすがに分かるんじゃないかなと地図で見てみた結果、秋田県の能代、米代川と推測されます。川の曲がり具合から海岸線まで地図と同じなんですもの、凄いですね。

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ブレーキをかけながら雲の中へ。雲の下の海に船の航跡のようなものも見えます。

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しばらく雲の中を飛行した後、北の大地が姿を現しました。

あ、着陸も動画撮ってますのでよかったらどうぞ。

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海の近くという事で工場が多数見えます。

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もしかして湖が凍ってる様子でしょうか? 初めて見ました。

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どんどん陸が近くなってきましたね。フラップも下がってます。

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ずっと森の上を低空飛行しているとようやく空港が見え、位置を調整するように左右に揺れつつ着陸。ブレーキと逆噴射で一気に速度を落とします。

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除雪はされていますが、それでも雪は侵入するため、その上をタイヤが通った後が見えます。

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すぐ後に着陸したであろう飛行機が並んでいます。また、着陸が完了したため電波発信機器が使用可能とのこと。さっそく電源を入れてツイート。

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新千歳空港は2本の滑走路がすぐ近くに並んでいるため、ターミナルから遠い側を利用する場合は手前の滑走路を横断する必要があります。この手前側の滑走路で離陸が開始されたため滑走路手前で一旦停止。離陸したのを見送ってから横断します。

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新千歳空港のターミナルビルは半円状になっていて、所定の場所までこの外周を移動します。この途中の道である誘導路は滑走路ほど除雪されてるわけではないようで、雪によってそこそこ揺れます。まあ、雪がなくても揺れるんですけども。

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5という数字が見えたところで曲がりましたので5番スポットに到着ですかね。

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向かいではAIR DOが荷物のやり取りをしていました。

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スポットと呼ばれる駐機場の地面は何か泡のようなものが付いた液体が流れています。除雪か融雪ようの何かでしょうか。

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着陸から10分ほど走行し、スポットに到着。時刻は12:41、ほぼ予定通りですね。
ドアが開きましたが、まだまだ大混雑なのでしばらくボーっとする事にします。この通り、気圧によって綾鷹がへこむという面白現象を写真に収めつつ。

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大部分が降りたところで私も動くとしましょう。関空と違い新千歳では大手と同じくボーディング・ブリッジが使えます。関空にあれだけLCC用設備が集中してるのは、Peachが関空を拠点としているというのもかなりありそうです。

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左右はこんな感じ。雪ですねー。北海道に来るのは3回目ですが、冬は初めてです。ちなみにその3回は1年以内に集中し、うち2回は一人旅、そして3回とも寝台列車に乗っているという。アホなんですかね私は。

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ターミナルビル窓より。うん、空港ですね。

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多くの空港で出発は2階、到着は1階となっていて、別に到着用のボーディングブリッジがあるようにも見えないし内部の構造どうなってるんだろうと最近疑問に思っていたのですが、なるほど、2階に到着した上で1階に下ろしていたのですね。ガラスで仕切られた向こう側に出発待合室が見えます。

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1階に下り、大人の事情で戻れないとデカデカと書かれた扉を抜けます。警備員も立っています。

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手荷物受け取りのベルトコンベア。荷物はまだ来てないらしく、ベルトコンベアも止まっていました。

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やっぱり「戻れないよ」と書かれた出口。出口はいくつかありましたが、通れるようになっているのは一部のみでした。

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出てすぐのところにはJRの発車案内が。便利ですねー。

さてどうしようかなーと思ってるところに椅子を発見。とりあえず飛行機酔いなどで疲れたので座って休憩する事にします。トラブルも遅延もなく到着出来たので数時間暇という事もありますし、安心してぐったりしましょう。

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修学旅行生かなーと思いながら団体さんをボーっと眺めたりしつつ休憩すること15分。そろそろ落ち着いてきましたし暇にもなってきましたし、移動しましょうか。

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時間は余りまくってるため、空港内でも時間を潰していく事に。確か初音ミクの何かやってたよなーとエレベーターで上へ向かいます。一瞬明らかに一般向けじゃない廊下に出ましたが、直進すると普通のとこに出たので一安心。

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やっぱり何かやってますね。ツインテール付けただけでミクツリーとか言われても反応に困りますが。

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雪ミクスカイタウンと名づけられた一画。ここだけ明らかに客層が違います。はい。

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入場無料の展示コーナーみたいなのがあったので入ってみると、まず最初にボーカロイドの紹介が。
こちらでも簡単に説明しておきますと、これらはボーカロイドという歌声合成ソフトです。自力で作詞作曲の上ボーカロイドを使用すれば全て自分の手で曲を作り上げる事が出来ます。
それぞれのソフトにはイメージキャラクターが設定されていて、それがそのままソフト名にもなっています。中央の緑系の女の子が初音ミクです。公式には簡単なパラメーター程度しか設定されておらず、他はファンによる非公式設定で成り立っています。例えば初音ミクはネギが好きという事が広く言われていますが、これも非公式のものです。

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その奥にはボーカロイド関連のグッズがずらり。

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その奥には等身大の雪ミクが。普段こういうキャラクターは画面や本の中だけなので、身長や体格が設定されていてもいまいちピンと来ませんが、等身大というものを間近で見てみると、こんな感じなのかと、ある種の感動を覚えました。

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出口付近には雪ミク関連の写真。最近は札幌市電ともコラボしています。

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ミクツリー(?)と雪ミクに関する説明。2010年のさっぽろ雪まつりでの雪像が元になっているのだそうです。

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ずっと屋内に居て冬の北海道の寒さを体験していなかったので、近くにあった出口から出てみました。服装は半袖Tシャツに長袖のパーカー、長ズボンに普通の靴下と靴と、普段の大阪と同じ格好です。
新潟はこの格好で大丈夫でしたが、さすがに北海道はダメ、寒いです。耐える事は可能ではあるものの、少し外にいただけで手がかじかんできます。


その2→

 

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