2019年春季 京都丹後鉄道

その1

2019年になりましてこのサイトも5年が過ぎました。え、いつの間に? まあそんな事は置いといて、今回も今回とて18きっぷの旅です。
と言っても、今回は18きっぷは目的地までの往復のみに使用するという、目的ではなく単なる移動手段となっております。というのも、メインが主題にある「京都丹後鉄道」、つまるところ私鉄のため、18きっぷが使えないからです。
京都丹後鉄道は、その名の通り丹後地方、分かりやすく言うと京都と兵庫の日本海側を走る私鉄です。少し前までは北近畿タンゴ鉄道(KTR)という三セク鉄道でしたが、なんやかんやあって鉄道の運行部門を分離。KTRは引き続き線路等の施設や車両を保有し、WILLER TRAINSという会社がそれらを借り受けて「京都丹後鉄道」として運行、営業を行っています。実はこのような例は珍しいものではなく、JRの路線であっても実際に線路を保有してるのは三セクという事もあったりします。
まあ、私としては北近畿タンゴ鉄道の方が馴染み深いんですがね。そのため今回の旅に関しても、略称として新しい方の「丹鉄」ではなく、古い方の「KTR」を用いています。厳密には区別しなければいけないのですが、まあ一般の利用者からすれば「なんか名前変わったなぁ」程度のものですので。
なぜそのKTRを選んだのかと言いますと、単純に昔から乗りたかったのです。今回いい感じに18きっぷが余りそうな計画が立ったので、日程的にもまず1回分使っておこうか、という感じです。

それでは今回のルートを。まず大前提として、日帰りとなっています。最近はあまりなかったですね。
大阪を出発し、福知山線でひたすら北上。福知山に到達したところでKTRに乗り換え、KTR線で宮津を経由して西舞鶴、戻って宮津経由の天橋立。ここで珍しく、天橋立観光を行います。まあ、主目的はその観光地にあるケーブルカーなのですが。観光の後駅に戻り、KTRの残りを乗り切った後、そのままKTRで福知山まで戻り、福知山線で大阪に戻る、という感じです。
使用切符は大阪と福知山の往復に青春18きっぷ。KTR線内では「海の京都ふっこう周遊パス」という期間限定の1日乗車券を使っています。

目次

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いつもの大阪駅、福知山線なので4番線に来ています。始発の前に回送列車がやってきます。

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回送列車が発車する時、車両側面に何かを剥がした跡のようなものが。このサイズ感的に弱冷房の表示かなと思っていると、2両目にその弱冷房のステッカーが。そう言えば、弱冷房の位置を変更するとかなんとか言ってたような。

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4番線と同じホームの反対側、3番線にある特急乗車口案内。先発には「スーパーはくと」、次発には「かにカニはまかぜ」と表示されています。両方とも日本海側へ向かう気動車特急です。

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朝6時前の大阪駅。まだ3月頭なので暗いですが、人はしっかりいます。

普通 大阪→福知山

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やって来ましたは、大阪駅から福知山線(JR宝塚線)に向かう列車の始発。そして福知山線全線を各駅停車で走破する列車でもあります。ただ、東海道本線区間に存在する塚本駅は、走行線路の関係上通過となりますが。

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淀川を渡りまして、この列車唯一の通過駅である塚本を通過。さらに神崎川を渡りまして兵庫県に入り、尼崎から福知山線へと入ります。なお、足温存のため途中までは座っていきます。

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北伊丹駅にあった注意書き。反対側には日本語で書かれていましたが、要するに「大阪空港が近くてジェットエンジンがめっちゃうるさいからホームからはみ出て電車にぶつからんよう気ぃつけや」って事っぽいです。
というのも、この駅は大阪空港の滑走路の延長線上にあるため、主に離陸する飛行機が大量に通過するのです。滑走路端から約900m程度ですから、相当うるさいでしょうね。

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宝塚を過ぎてくると、景色はだんだん山になります。

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そして線路は何本もの長大トンネルで山を貫くように。かつては川沿いをくねくねと走っていたのですが、輸送改善のため直線で山を貫く新線に変更されたものです。

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トンネル地帯を抜けると、典型的な地方幹線に。朝日が眩しいです。

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そして、主要駅の一つ、篠山口に到着です。複線はこの駅までで、ここから先は単線になります。そのような事情もあり、朝晩以外は普通列車はここで乗り換えとなります。今回は早朝のためそのまま直通します。

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対向列車の後ろに、さらに別の列車が。連結作業ですねこれ。
需要の差やそもそものホームの長さの関係上、直通する一部の列車はここで増解結を行います。

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おや、線路に人が。ああ、連結器に付いてたカバーを外すためですか。

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連結準備が整い、ガッチャンコ。8両編成となった快速は大阪へと向かいます。

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その間にポイントが切り替わり、こちらの信号が青になったため、出発。単線区間に入ります。隣の引き上げ線にはさらに大阪方面へ向かう快速が待機中です。

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この単線区間はあまり来ないため、ここからは立ちます。まずは川沿いに。

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幹線とは言え、山深くなってきています。ここで行き違い待ちのため待避線へ。

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まだ3月頭、朝はしっかり冷えます。

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大阪方面へと向かう特急が通過。

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次の谷川駅。加古川線が接続しています。

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その加古川線ホームには1両編成の電車。

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なんか柵に水滴がついてますね。雨上がり?

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加古川線は専用ホームになっています。ちょっと前までは電化されておらず、気動車が走っていたらしいです。

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対向列車が到着したので出発です。

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駅舎が特徴的な柏原駅。大阪で1990年に開催された花博で会場内の鉄道のために作られた駅舎を移築したものだそうです。

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こちらはこの単線区間で走ってるワンマン対応の2両編成ですね。

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一線スルーとなってる駅で再び待避線へ。行き違い待ち多いですね。

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元貨物用引き上げ線には保線用車両が留置されています。

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ホームのかさ上げが行われた跡。そこそこ高さを上げたにも関わらず、電車とは未だ段差が存在します。

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またまた特急「こうのとり」を行き違い。前にここですれ違った時は国鉄製の特急車両だった気がしますが、国鉄型は更新され全てJR製となっています。

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引き続き福知山へ向けて走っていたのですが、なんだか霧濃くないです?

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と思ってると、さらに濃くなりました。いやアカンアカン。前が見えないのもそうですが、何より信号が見えないのはダメです。というわけで、信号が確認出来るまで徐行。これは電車遅れますね。

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駅に着いてもこんな状態です。

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駅停車中に、運転士が車掌に「たぶん遅れるわ」という連絡を入れ、発車。引き続き徐行です。

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福知山駅が近付くと、ようやく晴れました。スピードも元に戻して進みます。

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高架に上がりまして山陰本線と並走。

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終点、福知山に到着です。一時はどうなるかと思いましたが、4分遅れで済みました。まあ、乗り換えには1時間程度あるので、ある程度は全く問題にならないのですが。

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まず乗換先の京都丹後鉄道の窓口に向かいまして、事前に購入しておいた1日乗車券の引換を行い、切符をゲット。

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続いて、時間があるので駅前へ。

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その駅前にはなんと、SLが転車台に乗った状態で保存展示されています。

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駅前にSLが保存されているなんてのは割とよくある話ですが、転車台もセットとなるとかなり珍しいのではないでしょうか。もちろん転車台も完全な円形ではありませんが、それでもしっかり保存されています。

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気が済んだので駅構内に戻りまして、こちらはJRの改札。自動改札機はありません。

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こちらが今回KTRで使用する切符です。KTR線の普通列車に加え、特急自由席も乗り放題。さらに周辺の路線バスも乗り放題と中々の効力です。

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階段を上がった中二階と言える場所にあるのが、KTRの窓口と改札口です。JRとの乗換改札もあります。

KTR普通 福知山→宮津

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KTRホームに上がると、普通列車は既に停車中でした。

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JRホームには特急が並んで停車中。京都方面と大阪方面、さらには城崎温泉と天橋立の4方向へと分岐する福知山駅では、各方向の特急が相互に連絡し、乗り換えが可能になっています。

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特急が出発し、普通が到着。特急は各方面へ直通しますが、一方で普通は必ず乗換となります。

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そしてKTRホームにはKTRの特急が到着。特急「たんごリレー」として宮津・天橋立方面へと向かいます。

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てか狭いですねホーム。

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福知山行だった表示が網野行に。今回使用する切符はKTR線内に限りますが特急も利用可能なので、この列車に乗ろうと思えば乗れるのですが、乗車可能なのは特急の「自由席」。この特急の前側は「指定席」なので、残念ながら乗っても前は見れません。

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というわけでやたら前が見やすそうな普通列車に乗り込みます。ドアが開いてないのでまだ乗れないのかなと思ったら、単に手動扱いになってるだけでした。
それにしても、普通列車にしてもやたらグレード高いですね。転換クロスシートじゃなくて、簡易ながらリクライニング装備ですよこれ。

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さらには補助席まで。

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JRホームには普通列車が3本、KTRホームには2本が停車中。特急はまもなく発車時刻ですが、JRの接続列車が遅れているため発車遅延見込み、だそうです。

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KTR特急に車両番号が見当たらないと思ったら、連結部にはしっかり書いてありました。

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駅北側の様子。

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接続列車が到着し、大慌てでたくさんの人が特急に乗り込みます。ていうか、こんな朝早いのにかなりの人数です。それだけで済めばよかったのですが、さらに列車とホームの隙間に靴を落とすなんてトラブルが発生したようで。新しいホームだった事が幸いし、反対側から線路に下りて空洞になってるホーム下を通り落とし物を拾う、という対応をしていました。
靴を拾った後もまだ乗り換え客がいるという事で発車待ち。全員が乗り込んだところで、最終的に10分遅れで発車していきました。

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そしてそれは普通列車においても。やはりJRの遅延により乗換待ちが発生。しかも一番最後の乗客が走れない方だったようで、ゆっくり歩いて乗り込むというなんともなんともな事に。

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普通列車は3分遅れての発車となりました。それにしても、駅員の様子を見る限り、連絡で遅れるのには慣れてる様子でしたね。業務連絡放送が飛び交ってました。

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JRとの接続線を見つつ出発。しばらく山陰本線と並走します。

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右手にKTRの車庫が見え、駅に到着。乗務員交代も行われました。

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山陰本線と別れ、KTR宮福線のみとなりました。

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両開きポイントの小さな駅。

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列車交換。トンネルの中にヘッドライトが見えます。

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やってきたのは観光列車による快速。なお単線のため、先ほど遅れて発車した特急の遅延影響を思いっきり受けております。

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比較的新しい路線のため、トンネルが多く、駅も簡素なものが多いです。
古い路線は長大な客車列車や貨物列車のためにホームが長くなる傾向があるので、特に地方ではホームを見れば古いか新しいかは大体分かります。

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川の堤防の横を進みます。
ところでこの宮福線、頭上を見れば分かりますが電化されています。しかし現在乗ってるのは電車ではなくディーゼルエンジン駆動の気動車。というのも、KTRは電車を保有していないのです。ではなぜ電化されているのか。それは、直通してくるJR特急のためなのです。主に特急で、JR車が使われるものは電車となっており、それ以外はほとんどが気動車となっています。

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車内の運賃表示器。ちょいちょい気になる駅名が出てきます。

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大江山口内宮駅。大江山というと、鬼がどうこうと聞いた事があるような。

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普通列車と列車交換です。ところで、終点での乗り換えが5分も無いのですが、接続は大丈夫でしょうか。

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カーブの途中にある駅。よく見るとホームへの階段も確認できます。

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今度はとあるキャラクターを連想する駅名ですねぇ。

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またまた列車交換。待避線に入ります。

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やってきたのは特急型車両。JRに直通し京都まで走る特急「はしだて」ですね。

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右にカーブし、左からやってきた線路と並走。

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終点、宮津に到着です。結局3分遅れのままでしたね。

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宮津駅の改札口。残念ながら外に出てる余裕は元から無いため、軽く見るにとどめておきます。

KTR普通 宮津→西舞鶴

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西舞鶴行が到着、乗車。こちらも3分遅れてやってきました。何にしろ間に合って良かったです。

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2018年夏の豪雨の被害でしょうか、痕跡があり、徐行指示が出ています。

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駅やホームの雰囲気からして、こちらは古い路線ですね。

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短区間ながら、またも徐行。おお、崩れてますね。

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列車は海の近くを走ります。日本海です。

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丹後由良駅ですかね。いやぁ、古い古い。というのも、この区間の開業は大正時代であり、長らく国鉄の路線だったのです。ただ、赤字路線であったため廃線の危機であったところ、三セクのKTRが引き継いで現在に至る、というわけです。

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丹後由良を出ると、この区間のハイライト、由良川を渡ります。

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こちらは海側。海まで1kmもない河口を渡るため、川幅が非常に広くなっています。

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ただ、残念ながら漂着してるゴミも大量に見えます。

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由良川を渡ると、何やら妙な駅舎を持つ丹後神崎駅に着きます。

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少しの間、由良川沿いを走ります。ちなみにこの由良川を上っていくと、宮福線、そして福知山にまでたどり着きます。

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東雲駅。1番線2番線どちらでも到着出発が可能で、片方を直線にする事で通過列車が速度を落とす必要のない「一線スルー」となっています。少し前までは特急も走っていたのですが、現在はほぼ全てが各駅停車となっています。

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これまた崩れた現場ですね。だいぶあちこちで被害受けてたんですね。

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普通列車同士で列車交換。

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しばらく走ると、右からJR舞鶴線が姿を現します。

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JRへの渡り線の他、KTRの車庫が分岐しています。相変わらずボロボロの状態で留置されていますねタンゴエクスプローラー。
かつてはKTRの看板車両で新大阪まで顔を出していたのですが、現在は老朽化が進み片方は自走さえ不可能となっています。もう片方は先日も代走に入っていたらしいのですが、いつまで動けるやら。

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JR構内にも留置線があり、特急が留置されています。また、やはり遅れたまま終点に到着したため、接続するJRの普通列車が待ってくれています。まあ私は乗りませんけども。

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左側にはタンゴディスカバリー、もとい「丹後の海」が2本留置されています。

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3分遅れのまま、終点西舞鶴に到着。舞鶴は前に来た事があり、西舞鶴の駅前も初めてではありません。そのため、今回は舞鶴観光は無しです。前やりましたし。

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JRの改札口と、その横にあるみどりの窓口、かと思いきや、券売機だけになってますね。わざわざガラス戸挟んだ店舗式で券売機を操作するとは。おまけに隣には駅員がいるのに、です。本当に券売機化推し進める気なんですねJR西日本。
ちなみに「みどりの券売機」とは、主な切符や企画乗車券等を乗客自身の操作で購入可能な高機能券売機の事で、「プラス」というのはそこに電話やモニタ、カメラを追加する事で必要があればオペレーターと会話しながらさらに複雑な切符も発券できる、らしいです。

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JRの改札等が2階にあるのに対し、KTRの改札や窓口は1階のこの狭いスペースです。券売機もありますが、これ完全に食券用ですね。

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ここで時間があるため、本日使ってる切符も。「海の京都ふっこう周遊パス」で、駅に置いてあるペラッペラの発車時刻表を折り畳んだのと同じようなサイズの厚紙です。

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次の列車まで時間があるのですが、特にやる事もないのでホームのベンチで待つとします。

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柵の向こうはJRのホーム。その仕切りにはヘッドマークが並んでいます。ああ、やっぱり大江山は鬼で合ってましたね。

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そうそう、現在の「丹後の海」は元々「タンゴディスカバリー」と呼ばれていたのですよ。魔改造を施され、名前も変わってしまいましたが、私は前の方が好きですね。

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駅名標。

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遠くに見える「タンゴエクスプローラー」。こちらはリニューアルを受ける事もなくそのまま廃車されそうな雰囲気です。というか右側、ワイパー無くなってますし。

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先ほどまで乗っていた車両。いつの間にか車庫に引き上げてます。

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ディーゼルエンジン駆動なので何らかの消火装置は備えててもおかしくありませんが、そんなとこに消火器置いてあったんですか。

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お、次に乗る列車がやってきましたね。出庫ですねこれは。

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ていうかこれ…ラッピング車ですね。

KTR普通 西舞鶴→天橋立

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ベースは一般車ですが、ロゴやキャラがあちこちに貼り付けられている感じですね。

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車内は転換クロスシートですが、各座席にミニテーブルや簡易足置きがあるなど、やはり豪華。そしてこんなところにまでラッピングが。

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というか、隙あらばって感じですね。ちなみに貼られているのは通称「リゼロ」という作品で、私も一応知っています。そういやKTRでコラボ企画乗車券まで発売してましたね……。

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ただ、座席のカバーは地元銀行でした。

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横にタンゴエクスプローラーを見つつ出発。先ほど乗ってきた路線をそのまま戻るだけですので、座って移動です。前が見れる座席があれば補助席だろうとそこに座ったのですが、残念ながら一番前にはトイレがあって見れませんでした。

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由良川。せっかくなので極彩色モードでも1枚。

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少しですが波が立ってるのが見えます。2枚目に見えるのは砂浜でしょうか。

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由良川を渡り切ると丹後由良駅。なんか駅名標の上でミラーがひん曲がってるように見えるのですが、気のせいでしょうか。

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そろそろ前を見ようかと先頭に来たところ、一番前になんかいました。うんまあ、こんなキャラなんです。

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宮津駅まで戻ってきました。と同時に、学生が大量に乗車。車内は満員で、運転士が「混雑緩和のため2人掛けで座ってください」とアナウンスするほど。

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列車交換。あちらの車両、鳥が描かれてますね。コウノトリ?

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出発と同時に架線が出現。福知山からの続きのもので、JRから乗り入れてくる特急電車のために次の天橋立までの区間限定で敷設されています。

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少しして、福知山へ向かう宮福線と分かれます。

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短いトンネルを抜けるとまもなく天橋立。元国鉄、元JR西日本の路線だけあって、標識類もJR西日本と同じですね。

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天橋立駅に到着。隣には留置線があり、JRの特急電車が1本留置されています。

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跨線橋を渡りまして。おや、なんか認定されたとか書いてありますね。

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割と新しい雰囲気。発車標はJR西日本と似たような仕様、ベンチには座布団っぽいものが敷かれています。
ここで一旦KTRは休憩。改札を抜け、外へ。


その2→

 

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