2018年春季 北海道中央

その1

2018年となりまして18きっぷの季節、昨年に引き続き春の北海道旅です。
春の北海道はオフシーズンなのでホテルが安かったり、気候もちょうどよかったりと何かとちょうどいい季節なので、北海道へ行くなら春と決めている私です。
さていつもなら一人で北海道の列車に乗りまくるだけの旅なのですが、今回はなんやかんやありまして、友人との二人旅となりました。そのため、いつもより若干緩めの旅となっております。今回で北海道の残りの路線全て乗ろうとも思っていたのですが、それも持ち越しとなりました。

それでは今回のルート。
まず、北海道への出入りは往復とも飛行機となります。安定のLCCです。そして新千歳空港より札幌や岩見沢を経由し、室蘭本線で苫小牧。日高本線を少しだけ往復して札幌に戻り一泊。二日目は札幌から小樽、倶知安、長万部と函館本線を経由した後、長万部より室蘭本線で東室蘭、室蘭と回り、東室蘭で一泊。三日目は東室蘭から苫小牧、札幌へ戻り、ちょこっと札幌観光の後、新千歳空港へ、という感じになっております。
何度見返してもゆるゆるですが、まあ根室本線もまだ復旧してませんし、仕方ない部分もあります。鉄でもない友人をガチ乗り鉄旅に同行させるわけにもいきませんしね。

※写真はクリックで拡大できます。もしクリック出来ない場合は、前後の写真をクリックすると関連写真的な感じで拡大写真を見ることが出来ます。

目次

関空快速 →関西空港

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飛行機で北海道へ向かう場合は南海電車を使う事が多かったような気がしますが、今回は18きっぷ旅のため、JRの関空快速で空港へ移動。
終点の関西空港までずっと座っていたため、こんな写真しかありません。

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というわけで関西空港駅に到着。ここからさらに移動しまして、

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いつもの第二ターミナルに到着です。相変わらず簡素です。

いつも通り余裕たっぷりに到着しましたが、まあ特にする事もないため、さっさとチェックインを済ませ、荷物を預け、保安検査を通過して出発ロビーで待機する事に。友人の持ち込んだゲーム機で遊んでたら思ったより時間経つのが早かったです。

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時間になり、搭乗口へ向かいます。いつの間にやら、出発ロビーと搭乗口を結ぶ通路が増えていました。今回はその新しい方。びっくりです。

Peach MM103便 関西空港→新千歳空港

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しかし搭乗口から先はいつも通り。駐機場を歩き、タラップで乗り込みます。

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朝方に雨が降っていたため、微妙に濡れています。
今回、窓側の席は友人に譲り、私は三人掛けの真ん中に着席。というわけで、飛行中の写真は一切ありません。
まあ特筆する事もなかったんですがね。雲の上に出るまでと、北海道側で雲の下に下りる時にちょっと揺れた程度で、いつものくっそ狭いフライトでした。

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そんな感じで、二時間弱で新千歳空港に着陸。外は雪です。
着陸が予定より早かったため、予定の駐機場に、これから出発する別の飛行機がまだ停まったままで、数分間手前で待機、なんて事がありました。さすが混雑空港というべきでしょうか。

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着陸してから待機の後、降機開始。見覚えのない通路を通り、ターンテーブルで荷物を受け取ります。ただ、受け取った時に、目印として付けておいた名札がなくなってしまっていました。そういう小物や付属品というものは欠損しても仕方ないものなので何も言いませんでしたが、普通にショックです。前に北海道に来た時はデジカメなくしましたし、何ですかね、北海道は私に恨みでもあるんですかね。

頑張って割り切ろうとしつつ割り切れずで早速テンション下がったまま到着ロビーを後にし、新千歳空港駅へ。そのまま電車に乗り、写真を一枚も撮らず札幌駅へと向かいました。

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札幌に到着し、昼飯をどこで食べようかと、札幌地下街をうろうろ。私は飲食店には詳しくも興味もないため、完全に友人任せです。
なんやかんやで、海鮮丼、のようなものを食べました。個室っぽい感じのお店で、そのようなところに入ったのは初めてでした。

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思ったより時間が余ってしまいどうするかと相談した結果、どうせ待つなら騒がしい札幌駅より静かな岩見沢駅、という事になり電車移動。うーん雪降ってますね。

普通 札幌→岩見沢

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普通電車に乗り、終点の岩見沢まで移動です。この区間は以前に前を見てるので、引き続き座って移動します。足は出来る限り節約です。

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高砂って関西にもあるよなーと思いながらパシャリ。

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終点の岩見沢に到着、一旦改札を出ます。外は見事な雪景色ですが、こちらは次の列車まで1時間待ちです。まあ予想通り札幌と比べれば人はほとんどおらず静かだったので、一息付くにはちょうどいいです。なぜか分かりませんが、体力的に物凄い疲れを感じていたんですよね。

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発車標。改札中の列車がわざわざ表示されています。列車別改札というわけでもないと思いますが、発車時刻の10分ほど前になると「ただ今から特急〇〇の改札を行います」という自動放送が流れ、発車標の改札中のランプが点灯します。

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白ポストかと思いきや、普通のゴミ箱でした。

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1時間ほど暇を潰した(主にボーっとしてた)後、1番ホームへ。

普通 岩見沢→苫小牧

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安定のキハ40の単行です。

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お隣では札幌行の特急が発着。

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程なくしてこちらも出発。この区間も途中まで前は見ていますが、なんとなく前に立つ事に。

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約一年前にも同じ景色を見ましたね。右側に複線電化の函館本線を見つつ、非電化単線の室蘭本線を走ります。

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高架左カーブで函館本線と別れ、直線が続く室蘭本線単独となります。

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最初の駅、志文駅に到着。

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前回ここを通った時にも話したと思いますが、かつて複線だったうちの片方が廃止され、単線化された部分。その廃止された片方が右へと離れていきます。レールは見えませんが、線路っぽい盛土なのは容易にわかります。一方、生き残ってる単線は長めのトンネルへと突入します。

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線路は複線に。この区間はかつて、主に貨物輸送が盛んだったため過去に複線化されており、貨物列車が激減した現在でも多くの区間が複線のまま残っています。一方で、列車は単線で充分な程度しか走っていないため、何らかの事情があれば単線化されています。

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そんな複線区間ですれ違ったのは、特急列車!? いえ、回送と書いてあるので、特急型車両の回送でしょう。しかし、特急列車の設定などないこの区間になぜ特急型車両の回送が……。
そう言えば、先日ダイヤ改正があり、特急「北斗」に使用されていた車両の置き換えがありましたね。それに関連した車両の動きだったりするのでしょうか。

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そんな疑問を抱きつつ、約90km/hと最高速度で飛ばしていると、左から線路が一本増えまして。

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共に左カーブし、多数の分岐を全てスルーして直進。

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追分駅です。前回この区間を乗った時はここで乗り換えでした。

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しかし今回は乗り換えず、そのまま室蘭本線を進み続けます。ここからが未知の区間であり、この区間を乗るためだけに札幌から岩見沢へ移動したのです。

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左の線路、石勝線が高架となって室蘭本線を跨いでいきます。複線の本線と単線のローカル線のようですが、実際には単線の石勝線を特急列車がバンバン走り、複線の室蘭本線は1両の普通列車がたまにやってくる程度、だったりします。昔はこの室蘭本線も道東へのメインルートとして優等列車が走りまくってたらしいんですがね。

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直進する線路がありながらもそちらは途切れており、線路は少し右へ。4枚目を見る限り、橋の架け替えでもやってるのでしょうか。それとも架け替え終了後なのでしょうか。

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新しい気もする橋を渡ったところで、1両の普通列車とすれ違い。複線ですのですれ違い待ちなんてものはありません。

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まだまだずっと複線が続きます。急行や特急は走らなくなりましたが、札幌を通らない貨物列車は現在もこの区間を活用しているそうです。

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やがて右から1線が出現。電化されていますね。

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分かりにくいですが、いつの間に立体交差したのやら左からも1線が出現。挟まれる形で、除雪車両のいる沼ノ端駅に到着です。

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両端に出現したのは札幌方面へ続く千歳線。その千歳線へ合流、するように見えますが、正しくは千歳線が室蘭本線に合流、です。室蘭本線は、長万部から東室蘭、苫小牧、追分、岩見沢と続く長大路線で、千歳線は、室蘭本線の沼ノ端から函館本線の白石を結ぶ短絡線なのです。ただ実際には、東室蘭や苫小牧から来た列車の多くは沼ノ端から追分方面ではなく千歳線を経由して札幌へ向かっており、電化されてるのもそのルートのみとなっています。

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しばらく走ったところで、さらに左から1線が出現。こちらは室蘭本線に乗り入れる事はない、日高本線という別の本線です。

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左側に苫小牧貨物駅が出現。貨物列車が停車していますね。また、工業都市らしく、煙突も複数見えてきました。

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ほぼ直進する形で2番線に到着。終点、苫小牧です。

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名所案内、色々書いてありますが、車で何十分というとこが多いですね。やはり車がないと厳しいですね。

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しばらく寒さに震えていると、次に乗る列車が入線。

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続いて、札幌から室蘭へ向かう、道内では数少ない電車特急「すずらん」が到着。数分停車した後、発車していきました。

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その向かいには函館からの特急「スーパー北斗」札幌行が停車中。番号を見る限り、かなり新しい車両ですね。ところでエアースタータと書いてありますが、何でしょう。自動車で言うところのセルモーターでしょうかね。

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札幌へ向けて発車していきました。

普通 苫小牧→鵡川

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改めて次の列車、日高本線の鵡川(むかわ)行です。
車内の運賃表示器には鵡川行と表示されているのですが、ホームでは様似行と案内されていました。これには現在の日高本線の事情が関係しています。
日高本線は苫小牧から様似までの路線ですが、そのうち途中の鵡川から終点の様似までは高潮被害等により鉄路が寸断されており、バスによる代行輸送が行われています。鉄道だけでは鵡川行ですが、代行バスを利用すれば様似まで行ける事から、駅の案内では様似行となっている、のでしょう、たぶん。はい、単に私の勝手な推理です。
ちなみに、鉄路の方の日高本線、被害により休止中の区間は復旧断念による廃止が決定しています。残念です。

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そんな瀕死状態の日高本線に乗りまして出発進行。見切れましたが、停車中の車両は室蘭本線の普通列車ですかね。
瀕死状態と言いましたが、列車は1両ではなく2両繋いでおり、大量の学生が乗っています。時刻は17時頃、下校時間というわけですか。

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先ほども見た苫小牧貨物駅の横を通過。この駅からは大阪まで直通する貨物列車も発着するそうです。

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右カーブで室蘭本線と別れ、単独単線に。

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最初の駅。早速棒線化された雰囲気がありますね。
かつては2線以上の線路を持つ駅だったものの、列車本数の減少などにより1線のみで事足りるようになり、1線を残して撤去された駅、という事です。ホーム1面線路1線のみの駅を棒線駅と言います。
こちらの勇払駅はかつては近くの工場への貨物線が分岐するなど、かなり大きな駅だったそうです。

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前方には工場、右側には少し先に海が見える場所を走ります。そう言えば太平洋近くのためか、雪がありませんね。

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大きなクレーンに大量のコンテナ、それを積んだコンテナ船が見えます。港ですね。

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鉄道コンテナとは違う海上コンテナが、線路の近くまで山積みになっています。

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その先には工場が。いえ、発電所でしょうか?

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何やら黒い物体が山積みになっています。石炭ですかね?

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さらにその先には「ShinNihonkai」と書かれた客船が。苫小牧や小樽といった北海道と、舞鶴や敦賀といった関西を結ぶ、新日本海フェリーです。客室もありますが、発着場所やダイヤが明らかに貨物、つまりはトラック向けなんですよね。一度乗ってみたいのですが、公共交通機関のみでの利用は結構しんどそうです。

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川を渡ります。右手を見ると、そろそろ沈みそうなお日様が。せっかくなので3枚目は極彩色モードで。

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赤くなる景色の中にポツンとある浜田浦駅。ホームも必要最低限です。

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浜田浦を出ると信号が出現。最初の列車交換可能駅です。

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そしてこの列車の終着駅でもあります。苫小牧から4駅、30分で鵡川に到着です。
全長146.5km、29の駅がある日高本線ですが、現在列車が走っているのは苫小牧側の約30kmだけとなっています。

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学生が我先にと駅舎へ向かいます。

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構内踏切より、夕日と列車。こちらも通常モードと極彩色モードで。

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無人駅ながら立派な駅舎を抜けると、駅前広場には「JR列車代行」と書かれた大型の観光バスが停車しており、多くの学生が乗り込んでいました。

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鵡川の名産っぽいものがあちこちに描かれています。

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バスにはあまり興味はなく、ついでに言えば往復200kmも乗ってるような時間もないため、そのまま駅舎を通って列車へ戻ります。

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日は沈んでしまいましたかね。

普通 鵡川→苫小牧

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折り返し準備中らしく全ての扉が閉まっていたので、扉が開くまでやたら寒いホーム上で待機です。まあ、大阪での秋のような格好してるのが悪いような気もしますが。

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数分して扉が開いたので暖かい車内へ。さすがに暗くなりますし、座って戻ります。

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黄昏時の車窓は工場の影。

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港は灯りがついてますね。そんな感じでまた30分ほど列車に揺られ、苫小牧に戻りまして。

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普通列車の接続が悪く、またも1時間近く待たなければいけない事態に。友人の提案で、駅直結の商業施設へ。
ロッテリアがあったので、人生初の入店。今日の晩飯はここになりました。チーズバーガーおいしかったです。それにしても、駅直結の商業施設だと言うのにお客さんはあまりおらず、ロッテリア店内に至ってはガラガラ状態。19時と混雑しそうな時間なのですが、大阪とは感覚が違うのでしょうか。

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普通列車の時間が近づいてきたので駅に戻りホームへ。綺麗なお月さまが見えました。

普通 苫小牧→札幌

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札幌方面への電車が少々遅れて折り返し入線。暗くて何も見えませんし、元気もないため札幌まで1時間ほど座って移動です。

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もはや見慣れた札幌駅。そのまますんなりと地下鉄乗り場へ向かいます。

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地下鉄で数駅移動し、ホテルの最寄り駅で下車。歩道にも雪がありますね。

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晩飯は済ませたので、明日の朝飯を買いにセイコーマートへ。他の大手コンビニと比べておにぎりが安いんですよね。

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そしてホテルに到着。二人旅なのでツインを取ったのですが、エコノミーツインという名称だったためか、ベッド間の隙間がほぼない感じですね。まあ構いませんけども。
今日は朝1時半に目が覚めてしまい色々と限界だったため、順番にさっさと風呂に入り、荷物の整理等をして、23時前に就寝。我ながらよくそんなに起きていられたなと思います。


その2→

 

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